
御神輿の渡御が終わり、
木を打った責任者の方の挨拶がありました。
責任者の立場で参加し、今年が三年目、
任期の最後の祭だそうです。
三年間の想いや皆への感謝を述べて
挨拶が終わる・・・と思ったその時、
いきなり身体が宙に浮き
おお〜コレは風の谷のナウシカで見たような光景!
すると神輿渡御の時と同じリズムで笛!
ピッピー ピッピー
皆が担ぐ手の先には
先程までの御神輿ではなくて人、
三年間皆をまとめて渡御の指揮を執ってたリーダー。
その光景の中に
リーダーの方が三年間の間に何をしてきたのか
その場に居た誰にでも解る気がした。
自分を目立たせる為に皆を利用した人とは
まるで違うフィナーレ!
感謝のパフォーマンスかとても素敵でした。
それと、
緑町の山車で多くの方納品を綱をひいた子供達に
配る役員さん達の中に見慣れぬ若い人達が居ました。
彼らは町の呼び掛けに応えた帝京科学大学の
男女の有志の生徒さん達でした。
せっかく千住で学ぶのならば、教室の中だけでなく
町に出て、人と触れ合い、汗をかき、
笑顔になる経験はこの場所でその時にしか
出来ない経験ですから貴重だと思います。
できる事なら
「祭り研究会」とか作って御神輿に肩を入れたり
御神輿を組んだりも体験してもらい、
研究会で代々知識や経験を後輩に伝えたり、
町の担ぎ手達と交流を持ってもらいたいと
思ってしまいました。