ガレット・デ・ロワ作りました。
今日1月6日はキリスト教の「公現節」だよね。
最近はパン屋さんでも良く見かける”ガレット・デ・ロワ”。
ピティピエとの違いは中身にあるんだけど
今日はピティピエの要領で作りましたよ~。
ほんまもんの”ガレット・デ・ロワ” は
クレーム・ダマンドにクレーム・パティシエールを加えた
”クレーム・フランジパーヌ” が入ってます。
あ、
フェーブという小さい人形も入っているのが
”ガレット・デ・ロワ” です。
材 料
18cm丸形 1台分 (印付けの型に15cm丸型使用)
・ 冷凍パイシート 2枚
・ 艶卵 適量
・ 粉糖 適量
<クレーム・ダマンド>
・ バター 75g
・ 砂糖 75g
・ アーモンドプードル 75g
・ 卵 1個
オーブン 200℃ 25~35分
作り方
1。2枚のパイシートをそれぞれめん棒でのばす
2。オーブンシートの上に、1枚の広げたパイシートを置き15cmの型で印をつける
3。丸い口金のついた絞り袋にクレーム・ダマンドを入れ、15cmの印をつけた中に絞る
4。フェーブを入れる
5。2枚目のパイシートをかぶせ、その上に18cmの丸型で印をつけてナイフでカットする
6。艶卵を塗り、ペティナイフで放射状に線を描く
7。予熱したオーブンに入れ、焼き上がったらすぐ粉糖をふってオーブンに戻す
8。地熱で粉糖を溶かす
point
粉糖が溶けない場合は、200℃のオーブンで5分程焼きます
ラッピングは。。。
王冠もつけたよ
たまたま金の冠を見つけたから
リボンで留めてみました。
お話あれこれ
フランスでは1月6日の『公現節(エピファニー)』に
”ガレット・デ・ロワ” を食べるんですね~。
聖書によると
『3人の博士が、救世主が誕生した事を示す赤い星を見つけ
その星をラクダに乗って12日間追い続けました。
そして彼らは ベツレヘムのある馬小屋にたどり着き、
ここでイエス・キリストにあって宝物を捧げました。』とさ。
ふむふむ。
これがクリスマス・プレゼントの由来と言われ
12月25日+12日=1月6日 (公現節=キリストの現れた日)
となったそうですよ。
へぇ~ でしょ?
さてさて
このお菓子、
”ガレット” は ”丸く”
”ロワ” は ”王様” の意味で
お菓子には紙で作った王冠が乗っています。
”フェーブ” という小さな人形を入れて焼き、
切り分けたときこのフェーブが入っていた人は、
王冠を冠ってその日の王様になれるんですって。
私は
王冠をかぶらなくても毎日王様だよ~。