カボックと蜥蜴

アジサイが栄養不足で　葉が小さくなっていました。

よくみると　どうやら夏の間ろくに土も入れずに放りだしていたカボックが

そばにあり　のびのびしているのです。

鉢を引き上げてみると　根が伸びてること伸びるてこと　鉢のちいさな穴を抜け抜けた先でさらに太り　抜けず　植え替えできなくなってました。

　根が地面に　2ｍにわたって這っていました。

根をはさみで切り　やっとのこと　鉢から出して植え替えました。

すると　古い自分を枯らし　その自分を分解し　その栄養をつかって　根を伸ばし　あたらしい枝を作って生き延びていたことが　わかりました。

古い体は　かすかすになって　土のようになっていました。

生きてゆくために　なんとすごい能力を発揮しているんですね。

　地面を得た根は太くなり　新しい枝を得て　元気そのものです。

そうして　鉢を空けると　なんと蛇のようなものが見上げています。

ぎょぎょ蛇か　っとなったものの　よく見てみました。

すると　蜥蜴二匹が冬越しをするためか　卵を産むためか　棲むことを決め込んでいたようです。

あきらめて　すごすご　這い出していきました。

嫌いな蛇でなくてありがたかったです。

雑草や花の死骸を　庭先で刻んで積み土を混ぜて処理していますが

多くの虫がいないのも　蜥蜴や蜘蛛のおかげかもしれません。

時折　農協でもみ殻を載せていますがね。