楽しい日々

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歴史の残骸

2015-08-12 08:25:14 | Weblog
人は一度に何もかも 変革してしまうことは なかなか困難で
ましてや 国が終戦を期に 全く予想していない国民のありかたを
いわば 強要されたわけだけれども 
総じて ほとほと戦争に疲れ切り 
誰の何のための戦争かは お国のためだけを強調され 希望はもう見えず
耐えがたきを 耐えていたわけです。
その点で一致していましたから 
平和を維持する力は 非常に強かったとも言えるんでしょう。


ところが 耐えがたい状況は ご家庭ですこしマチマチで
家庭のありようも 

子供は親に従うことが 当たり前というご家庭。

民主主義になったのだから 親の考えは古く 新たな時代は子供が
築くとしている 家庭。

いまやっと それぞれ 家庭によって それぞれの家庭の
こうあるべき という姿の違いが 見えてきました。

たとえば 学校のPTAといわれた親による支援活動は

民主的に考えて 実行できる地域もあれば 
順番でやっつけ仕事 親が働けることが重要で 子育ては自然に育ってくれるという地域
話し合いなど無意味で面倒で 先生に丸投げの地域。
神経質な意見だけが独り歩きして 地域全体をおおう地域。

このように 民主的なことは 子供をめぐる親の組織でさえ
迷走しがちで 不幸がおきるまで 機能しない。
いままでは そんな感じでした。

今の親たちは どうなのでしょう。

小さい時から 自分たちで取り決めることを練習してきた
以前の先生の命令主導の学級運営でない 子供たちです。

職場で50代など未だに ご家庭の環境が影響してか
 上司となると一方的になるひとも
我が家でも 力の上の者が 決めてすすめるという 構造が
楽ですから 役立っているようです。

そこで必要なのが 自分の発想も行動も
どんな歴史的流れを規範に決めているのか
そこを 再考すると これからの道がみえて
その各個人の違いを意識することで 
距離のとりかたも決められるような気がしてきました。

司馬遼太郎の戦争と国土 
本当に理解しにくい対談集ですが 
多くの歴史小説を書く仕事で培った
自分の認識力 事象の観察力のすごさに 感銘し 主婦生活にも
とりいれてみようかと 少しずつ読みながら
ただいま自分探し中です。