じいじのひとりごと

高齢者の悲哀と愚痴を綴っています
唯一の相棒、mシュナウザーのベルが残り人生を伴走してくれます

内容不明(共謀罪)

2017年05月23日 | 日々のこと
ヨーロッパ各地でテロ犯罪が多発しているのは許し難い事なれど。
これに便乗してそれまでの「共謀罪」を「テロ等・・・」と名を変え世論を操作したうえ、
委員会審議もまるで煮え切らないまま打ち切り、きょう衆院を通過させた。
これもゆゆしき事、、、内容を理解している人はいますか??


政府が説明している国際条約批准のためには「テロ等準備罪法案」が必要としているが、
そもそもTOC条約(国際組織犯罪防止条約)はテロ防止を目的としたものではない。

国連人権委のケナタッチ特別報告者は、日本政府に対し下記の強い懸念の書簡を送った。
この法案が「プライバシーや表現の自由を不当に制約する恐れがある」
対象となる犯罪が幅広く、テロや組織犯罪とは無関係なものも含まれる可能性があり、
「計画」や「準備行為」の定義があいまいで恣意的に適用される可能性があると指摘。
また、いかなる行為が処罰の対象となるかも明記されておらず問題がある。

この国連からの通告に対しても政府は「アタマにきた」?とばかりに 抗議している。
国際条約批准の為と言いながら、国際社会から批判されるという矛盾・・・

一般国民は対象外、などと言っているけれど、
今では盗聴、通信傍受、更にはNET監視など簡単なことだろうと思われる。
批判や愚痴ることなどまでも疑われ、委縮・監視社会になろうことは想像できる。

犯罪防止に必要な法案だとしても、
もっと時間をかけて審議し、国民が理解し納得できる内容にしてもらいたい。


今日は絵手紙サークルでした。





コメント (9)
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