近事変々

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※表題の「変々」は字面の遊びです。(念のため)

あわやノーヒットノーラン、亀井の粘り、大道の巧打で粉砕!

2008-05-04 12:53:48 | 読売ジャイアンツ

原巨人、炎の9回!無安打一転5点…1死“あと2人”から大爆発 ― スポーツ報知

◆ヤクルト0―5巨人(3日・神宮) 

 追い詰められた巨人が9回の集中打で奇跡の勝利を手にした。ノーヒットに抑えられていた村中から28人目の打者、亀井が右翼フェンス直撃の二塁打で記録を封じると、代打の大道が右中間へ決勝の2点二塁打。
阿部が不振脱出を予感させる通算150号の右越え3ランで続き、試合を決めた。投げても内海が勝利を呼ぶ7回無失点の力投。投打がかみ合い、5月反攻の幕が開いた。

 腹の底から叫んだ。大道は二塁ベースの上で派手なガッツポーズを披露し、喜びを爆発させた。「21年間やってきたけど、3本の指に入るほどの打球だった。完全に思い描いたところに飛んだ」ノーヒットノーランで負ける危機から一転、勝利を呼び込んだベテランは興奮気味に声を上ずらせた。

38歳オジ様代打 大道劇打にG党シビれた ― スポーツニッポン(gooニュース)

阿部150号!復活のろし!7戦ぶり!トドメ3ラン ― スポーツ報知

「おとりんの一言」

新顔に弱い巨人を象徴するかのように、ヤクルト先発の村中に9回一死まで四球の走者のみでノーヒット、三振7で二塁さえ踏めなかった。
対する内海も5回、7回に二死一、三塁のピンチを迎えたが、後続を断ってヤクルトに得点を許さなかった。

9回表、先頭の谷が2ゴロに倒れたあと、亀井が実に9球もファールで粘ってチーム初ヒットとなる気迫の2ベースを放った。
続く坂本は内野フライ、小笠原敬遠で二死一、二塁となったが、山口の代打・大道が起死回生のタイムリー2ベースを放って2―0とした。
ここでヤクルトは五十嵐にスイッチしたが、ラミレスのヒットで二死一、三塁となり、続く阿部がライトスタンドにダメ押しの3ランを打ち込み、5―0と点差を広げた。
なおも、ゴンザレスがデッドボールで出塁、木村の2ベースで二死二、三塁とチャンスは続いたが、谷が空振りの三振に倒れて追加点はならなかった。

投手陣も、好投の内海に続き、山口、藤田、西村のリレーでヤクルトに得点を与えなかった。

下手すれば、3年目の村中に大記録と自信を許したであろう試合で、この勝利は実に大きい。
ベテラン・大道様々である。