制球難の内海、最短３回2/3で５失点ＫＯ。

名古屋ドームでの中日戦、先発の内海は制球難でボール球が先行し、ストライクを取りに行っては狙い打ちされ自滅した。
内海は初回から捕手のエラーも絡んで、一死満塁のピンチから平田に打たれて２点を失った。
２回裏は三者凡退としたが、３回裏に一死二塁から和田に２ベースを打たれて０－３と差が開いた。
４回裏になってもボール球が先行し、二死一、三塁から荒木のタイムリーで１点を追加され、続くクラークにデッドボールを与えたところで交代を命じられた。
２番手の笠原が四球の押し出しで０－５と大きな差がつき、勝負の行く末は決まってしまった。

巨人打線は、初回と３回表に先頭の中井がヒットで出塁したが、２番の谷がいずれも投ゴロ併殺に打ち取られてしまった。
６回まで４安打散発で無得点と中日先発の大野を攻めきれず、７回表、先頭の村田が１０号ソロを放って１点を上げたにとどまり、１－９と大敗を喫した。


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◆中日９―１巨人（１２日・ナゴヤドーム）

巨人・内海が３年ぶりに４回を持たず、５失点で降板。球宴前の最後の６連戦の初戦を落とした。初回、平田の右前２点打で先制され、３、４回にも失点し、今季最短ＫＯされた。チームの連勝も３で止まり、２位・阪神とのゲーム差は２・５に縮まった。

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