楽天・岩隈、149キロ福留斬り!野村監督も開幕投手に太鼓判 ― サンケイスポーツ(gooニュース)
(オープン戦、中日2-4楽天、10日、ナゴヤドーム)
曇りのち快晴の投球で楽天・岩隈が開幕投手の座を確定させた。4回を投げ、2安打2失点。一回に先頭打者の荒木に与えた四球から2点を失い、立ち上がりこそ不安を残したが、二回以降は完ぺきだった。
「最初は探りにいってしまった。無駄な四球を出したのが課題だけど、二回以降はしっかり腕も振れました。あの投球ができれば、いつシーズンに入っても大丈夫です」
これぞエースだ。変化球の制球に苦しんだ一回とは対照的に、二回は意識的に野村監督のいう“原点(外角低め)”に直球を集め、12球中11球が捕手の構えたミットにズバッ。球威も徐々に増し、下位打線にまともにバットを振らせないまま3人で片付けた。さらに三回には、この日のMAXとなる149キロで福留を空振り三振斬り。