近事変々

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※表題の「変々」は字面の遊びです。(念のため)

赤塚諏訪神社で獅子舞奉納を観て来た。

2007-03-11 17:10:16 | 民俗・行事
 きょうは朝からかなり強い雨が降っていたが、予報どおり昼少し前になって陽が差してきた。
午後からは赤塚諏訪神社で獅子舞が奉納されるので、歩いて見物に出かけた。
予定より30分ほど遅れて始ったが、神前の儀式がかなり長く、天気はいいのに風が冷たくて待っているのが大変だった。
 獅子舞の連中が神社の脇を道行きし、正面の山門をくぐってから拝殿の前で舞が始った。
最初は女獅子の舞、中獅子の舞と女獅子の舞、大獅子の舞、三匹入り乱れての舞と順を追って演じられたが、演目の名称はわからなかった。
 赤塚諏訪神社の獅子舞は板橋区の無形文化財に指定されているが、同じ三匹獅子舞でも、徳丸北野神社のものとは少し内容が違っている。また、こちらの花笠は女性が被り、御神灯を持つ女性が一緒に立っているのも特徴的である。

 保存会のチラシには、その由来について次のように書かれている。

「昔、この辺り一体は、下赤塚村と呼んでおりました。
延宝元年(西暦1673年)今から三百三十年も前に、この下赤塚村に住む春日太郎兵衛と言う人がの人達と日光の二荒山神社の弥生祭に詣でた際、我が国古来より伝わる風流獅子舞関白流といわれる舞が、下野の国(現在の栃木県)に広く流布している事を知り、習得して帰り村人達に伝承しました。」


 獅子が舞い終わったあと保存会の方の挨拶があり、観客ともども手締めをしてお開きとなったが、雨上がりのせいか割と観客が少なかったのが少し気になった。


  【赤塚諏訪神社の入口と拝殿】





  【獅子舞連中の道行き風景】









  【花笠と御神灯を持つ女性】



  【女獅子の舞】





  【中獅子の舞】





  【大獅子の舞】



  【女獅子・中獅子の舞】



  【三匹獅子の舞】






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