青面金剛庚申を後に、北浮間郵便局に沿って埼京線の方に進むと、ガード手前の十字路左手に、 ④子育て地蔵(浮間3-34-26)が祀られている。
子育て地蔵/北区のさんぽみち・浮間エリア
http://www.city.kita.tokyo.jp/misc/kanko/data/j/4.html
そのままガードをくぐって埼京線の反対側に出る。
信号を渡って左折し、線路沿いの広い道(都道447号線)を西に進む。
浮間4丁目の信号を越えた先、バス停のそばの石垣の上に古い蔵が建てられている。
これが、 ⑤水塚の蔵のなごり(みづかのくらのなごり・浮間2-13-1)であり、荒川の洪水から家を守るために盛り土をしたものを「水塚」というのだそうである。
水塚の蔵のなごり/北区のさんぽみち・浮間エリア
http://www.city.kita.tokyo.jp/misc/kanko/data/j/5.html
少し先のマンション手前を右折して、一方通行へ入ってすぐの所に、 ⑥かさや地蔵(浮間2-24-28)と呼ばれる庚申塔のお堂がある。
「傘屋庚申」ともいわれ、庚申講の村人たちが守り続けてきたものである。
かさや地蔵/北区の歴史と文化財
http://www.city.kita.tokyo.jp/misc/kanko/data/j/6.html
この道をさらに進み、駐車場とマンションのある十字路を右折する。
そのまま行くと、㈱スリーエス前の広い交差点に出るので、ここを左折する。
桜並木の道を進んで行くと、荒川の土手の手前に十字路があるので、ここを右折する。
この道も荒川の土手にぶつかるのだが、その手前右側に ⑦北向地蔵堂(浮間2-4先)がある。
もともとは荒川の河川敷にあったもので、堂の中央に地蔵菩薩、左右に庚申待供養塔が安置されている。
北向地蔵堂/北区の歴史と文化財
http://www.city.kita.tokyo.jp/misc/history/history/da230.htm
地蔵堂前の道を、先ほどの十字路を通り越して西に進むと、変則三差路の先に、 ⑧氷川神社(浮間2-19-6) があり、境内の右隅には浮間不動尊が祀られている。
浮間周辺は昔、荒川の氾濫に悩まされていたため、氷川神社の社殿は水塚(みづか)とよばれる盛り土の上に建てられている。
浮間不動尊/浮間わいわいねっと
http://www.ukima.info/meisho/form/ukihudou.htm
氷川神社/浮間わいわいねっと
http://www.ukima.info/meisho/hikawa/hikajn0.htm
氷川神社のすぐ左手には、 ⑨浮間ケ原桜草圃場(うきまがはらさくらそうほじょう)があり、かつては浮間ヶ原に群生していたものの、荒川の改修による環境の変化で激減してしまった桜草の保存・育成を行っている。
浮間ヶ原の桜草/北区の歴史と文化財
http://www.city.kita.tokyo.jp/misc/history/history/da231.htm
桜草圃場の左手一帯は、このコースのゴールでもある ⑩都立浮間公園(浮間2,板橋区舟渡2)である。
埼京線の浮間舟渡駅前にある自然公園で、四季折々の憩いの場となっている。
都立浮間公園/北区のさんぽみち・浮間エリア
http://www.city.kita.tokyo.jp/misc/kanko/data/j/10.html
以上が北区のさんぽみち「浮間エリア」だが、こちらも板橋区と同じくコースの目印が何もないので、けっこう道に迷った所があった。
モデルコースの所要時間は約62分とあるが、とてもその時間では回れないのが実情ではなかろうか。
私は13あるスポットをすべて回ったので、休憩したり道に迷ったりで2時間半ほどを要した。