近事変々

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※表題の「変々」は字面の遊びです。(念のため)

5月4日は六義園と旧古川庭園を散策してきた。

2005-05-04 16:24:44 | 近事変々
雲ひとつない快晴で初夏を思わせる行楽日和のなか、駒込界隈まで足を延ばし、六義園と旧古川庭園を散策してきた。
本当は二番目の孫の初節句でお祝いの会を開くことになっていたのだが、孫が二人とも体調を崩して中止になってしまったので、仕方なしに出かけたようなものである。
六義園のつつじは大紫系だけ、旧古川庭園のバラもまだ時期が早くて木香バラ以外はほとんど咲いておらず、園内を散策して写真を撮っただけに終わってしまった。

家内から「巣鴨に行くのなら、塩大福を買ってきて」と頼まれたので、帰り際にはとげぬき地蔵尊まで足を延ばした。
4日は縁日なので、「おばあちゃんの原宿」といわれる地蔵通り商店街は人ごみでいっぱいだった。あまりにも混雑しているのでお地蔵様を見ることもなく、塩大福を買っただけで帰途に着いた。


東京都立六義園(りくぎえん=国指定特別名勝)


六義園は川越藩主・柳沢吉保が元禄15年に築園した、和歌の趣味を基調とする「回遊式築山泉水」の大名庭園である。
園内は池をめぐり移り変わる景色を楽しめる繊細で温和な日本庭園である。1953(昭和28)年に国の特別名勝に指定された。




東京都立旧古川庭園(都指定名勝)


この庭園は1917(大正6)年、古川虎之助が経営した大正初期の代表的な庭園である。
園内は武蔵野台地の低地を取り込み、土地の高低差を利用した和・洋式を巧みに使い分けた庭園である。
洋風庭園はルネッサンス風の本館と花壇・芝生からなり、日本風庭園は山間の湖沼を思わせる泉水を中心とした自然趣味豊かな庭園となっている。




とげぬき地蔵尊(萬頂山高岩寺)


とげぬき地蔵尊の名で親しまれる曹洞宗萬頂山高岩寺は、今から約400年前(慶長元年・1596年)、江戸湯島に開かれ、その60年後、下谷屏風坂に移る。
巣鴨に移転してきたのは、1891(明治24)年、ご本尊は”とげぬき地蔵”として霊験あらたかな延命地蔵尊(秘仏)である。
毎月4日、14日、24日が”とげぬき地蔵尊”の縁日で、商店街は特別サービスをするほか、参詣路には200もの露店が並び、昔ながらの門前町の風情が楽しめる。


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