セギノールの決勝３ランに救われたマー君。８回３失点でも１５勝のノルマ完遂。

ＣＳ地元開催へ！楽天・マー君１５勝粘った ― サンケイスポーツ(gooニュース)

（パ・リーグ、オリックス３－６楽天、２３回戦、楽天１８勝４敗１分、５日、京セラドーム大阪）

　楽天・田中将大投手（２０）が５日、オリックス２３回戦（京セラドーム）に先発。８回３失点で今季の目標に掲げてきた１５勝目を挙げた。首位日本ハムの優勝決定を阻止し、“２位マジック”は１つ減って３。今後は１６日に開幕するクライマックスシリーズ（ＣＳ）第１ステージに照準を合わせ中継ぎで調整。日本シリーズ進出に向け全力を尽くす。

　苦しみながらも、つかみ取った。オリックス打線に三回を除く毎回の１２安打を浴びながら、粘りの投球で８回３失点。高卒３年目で、田中が一流投手の証しともいえる１５勝の大台に到達だ。

　「きょうは球が走っていたし、フォームのバランスもよかった。１５勝を目標にやってきたので、かたちはどうあれ数字を残せたのはうれしい」

　登板予定だった２日のソフトバンク戦が雨天中止となり、中９日と十分な間隔を空けて上がったマウンド。立ち上がりから１５０キロ前後の直球を連発するなど快調に飛ばし、８月２７日の西武戦以来、５試合ぶりに前半の５回を無失点。ここ最近抱えている股（こ）関節の不安などからの復活を思わせた。