移籍の阿南が初先発初勝利。長野先制、虎の子の１点を継投で守り切る。

連敗中の巨人は神宮球場でのヤクルト戦に臨み、投手戦の末、長野のタイムリーで上げた１点を継投で守り切った。
試合は巨人が移籍の阿南が初先発、ヤクルトは石川の先発で、両投手とも好投、５回まで０－０で推移した。
６回表、藤村が遊ゴロ失策で出塁、送りバントで一死二塁とし、代打・坂本は遊ゴロに倒れたが、長野のタイムリーで待望の１点を上げた。
６回裏からマシソン－沢村－西村－山口の無安打リレーで虎の子の１点を守り切り、連敗をストップした。

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◆ヤクルト０―１巨人（１日・神宮）　

オリックスから移籍１年目の阿南が５回を４安打無失点の好投。プロ４年目の初先発初勝利を挙げた。６回に長野の適時打で挙げた１点をマシソン―沢村―西村―山口が一人の走者も出さない完全リレー。ヤクルトは６年ぶりの最下位が決定した。

　阿南はプロ初の先発マウンドを、１年の集大成と位置づけた。「気負いすぎても仕方がない。ファームと同じような投球をしようと思った」。余計な力は捨てた。先発転向後に覚えたツーシームをうまく織り交ぜ、凡打の山を築いた。

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楽天、「優勝ボケ？」払拭、１３安打１１得点。田中、立ち上がり不調も６回２失点で２３勝目。

連敗中の楽天は優勝決定戦から中４日の田中が先発、２回５安打２失点と立ち上がりは不調だったが、３回以降の４イニングを２安打無失点に抑え、６回２失点で２３勝目と連勝記録を延ばした。
星野監督に「優勝ボケ」を示唆されていた打線も息を吹き返し、３回表に一挙６点を奪い７－２と逆転、終わってみれば１３安打１１得点の猛攻で圧勝した。

【楽天】マー、開幕２３連勝！球団初８０勝貢献も「全然ダメ」― スポーツ報知

◆日本ハム２―１１楽天（１日・札幌ドーム）

マー君は、優勝が決まっても止まらない。日本ハム戦に先発し６回７安打２失点。開幕からの連勝を「２３」、昨年８月からの連勝を「２７」に伸ばした。２回までに５安打を浴びるなど立ち上がりは精彩を欠いたが、味方の大量援護でリズムを回復。シーズン２３勝は７８年の鈴木啓示（近鉄）が２５勝して以来、３５年ぶりとなる。チームも創設初のシーズン８０勝に到達した。

マー君２３連勝！史上初、無敗締め王手！ ― サンケイスポーツ

楽天　打線復活！８戦ぶり２桁猛攻、嶋４安打４打点 ― スポーツニッポン