楽天打線大暴れ、１９安打１３得点でロッテに圧勝。

楽天先発２球降板も打線爆発最下位脱出 ― 日刊スポーツ(gooニュース)

＜ロッテ４－１３楽天＞◇３１日◇千葉マリン

　長谷部康平投手（２４）のスクランブル登板が、眠れる楽天打線を揺さぶり起こし、今季初の最下位脱出に導いた。出番は突然やってきた。１回だ。先発青山が先頭打者・西岡への２球目を投げると、その甘いマスクをゆがめた。左脇腹痛で登板続行は不可能。打者１人を投げないと投手交代は認められないが、故障による特例で、投手交代が認められた。その緊急出動の２番手が長谷部だった。

　西岡には四球を与え、１死二塁から井口に先制二塁打を浴びる。とはいえ、完全に打ち取った打球だった。高々と右翼線に上がった打球を、この日は右翼だったリンデンが捕球できなかっただけのこと。不運な１失点に抑えたことで、打線に天変地異的なパワーを呼び込んだ。同点の５回を投げきり、６回に１点勝ち越し、７回は７点奪う猛攻だ。貧打だった前日までがウソのよう。ミラクルを呼ぶ男は「僕にとって今日が開幕。いきなりだったので、とにかく無心で投げました」と笑顔で話した。

楽天・長谷部、ドタバタ登板１勝！ ― サンケイスポーツ(gooニュース)

３１日の試合経過(東北楽天公式サイト)

救援陣崩壊、豊田、土本被弾でサヨナラ負け。

中継ぎ陣がまさか！豊田同点被弾！土本サヨナラ被弾 ― スポーツ報知

◆横浜８ｘ―５巨人（３１日・横浜）　

　投打の層が厚い巨人に、わずかなほころびが見えた。勝ちパターンの継投を使えない展開で、期待の新人・土本がサヨナラ弾を食らった。まさかの逆転負けで借金１となったが、９４１日ぶりに先発した西村健が６回途中まで４失点の粘投。５番の亀井が１回の２点二塁打で不振を脱するなど、投打に明るい材料も見えた。

　無情の打球がハマの夜空へ消えた。同点の９回裏２死一、二塁。ドラフト３位右腕・土本が投じたこん身の１４７キロ直球。スレッジにはじき返された。右越えへ１号３ランを浴びて今季初のサヨナラ負け。土本は「阿部さんは低めに投げさせようとしたけど、高く行ってしまった」と唇をかんだ。

　フォークと速球を武器に開幕１軍入りを果たした。２８日のヤクルト戦（東京Ｄ）でプロ初登板を果たしたが、３点リードされていた。緊迫した場面は初めてだった。責任を負わせることはできない。原監督も「これを肥やしにすればいい。四球から（のピンチ）というところは反省でしょうが、糧とすればいい。総力戦の中で、こういう結果になった。次につなげるということです」と語気を強めた。

Ｇドラ３位土本、プロ初被安打がサヨナラ弾 ― サンケイスポーツ(gooニュース)

山口がいたら…巨人救援陣崩壊サヨナラ負け ― スポーツニッポン(gooニュース)

日大三高、猛打で４強。帝京は興南に無念の零敗。

「三高のおかわり君」横尾３安打！打線爆発４強入り ― スポーツニッポン(gooニュース)

【日大三１０－０敦賀気比】

　第８２回選抜高校野球大会第９日は３１日、甲子園球場で準々決勝４試合が行われ、第１試合は日大三（東京）が敦賀気比（福井）を下して準優勝した７２年以来、３８年ぶりの４強入りを決めた。４番の横尾俊健内野手（２年）が３安打３打点など、持ち前の強力打線が１３安打１０得点と爆発。投げては山崎福也投手（３年）が相手打線を３安打に抑えて完封した。

　これが「三高野球」だ。圧倒的な打力で相手を粉砕する。１３安打で１０点と今大会２試合目の２ケタ得点を記録。２年生ながら４番に座る横尾が３安打３打点と強力打線を引っ張った。

　「後ろに山崎先輩や吉沢先輩がいるので思い切りいけました。走者をしっかり還せたので、役目は果たせたと思います」

　初回２死三塁から先制左前打。３回の左前打に続いて６回１死一、二塁では右中間三塁打でダメ押しした。８６キロの巨体を揺らして三塁にたどり着いた横尾は「足が遅いので疲れました」と話して周囲の笑いを誘った。

【選抜高校野球】日大三　エース山崎完封 ― 産経新聞(gooニュース)



伊藤温存で…帝京　５安打零敗 ― スポーツニッポン(gooニュース)

【帝京０－５興南】

　興南・島袋の前に打線が５安打と沈黙。零敗で１８年ぶりの頂点は夢と消えた。

　２試合連続完投していた２年生右腕・伊藤ではなく、背番号１の３年生・鈴木が先発したが７回途中、５失点で降板。５番打者としても初回、３回といずれも２死一、二塁の好機で凡退したとあって「自分の球に勢いがなかった。これからは投手に専念して夏を目指したい」とうなだれた。

【選抜高校野球】帝京　快音なし４強逃す ― 産経新聞(gooニュース)