近事変々

思いつくまま、気の向くまま綴る「おとりん」のサイトです。
※表題の「変々」は字面の遊びです。(念のため)

「熊谷うちわ祭」― その3・・・山車の競演(2)

2007-07-23 11:15:40 | 民俗・行事
◎石原区・・・昭和12年、石原3丁目の屋台として作られ、熊谷唯一の四方破風屋根を持つ。



◎本石町区・・・市内最大・最重量を誇る屋台で昭和12年に作られたもので、唐獅子牡丹を基調としている。



◎第壱本町区・・・明治31年の製作の山車(人形は神武天皇)で、昭和43年、熊谷市の民俗有形文化財に指定された。平成11年、平成19年に改修が行なわれている。



◎第弐本町区・・・天保年間に作られた戸隠人形の山車で、長く江戸天下祭に参加していたものである。明治24年、この地区の世話人が神田の所有者から買い取ったもので、人形は天手力男命、昭和43年、熊谷市の民俗有文化財に指定された。



◎銀座区・・・大正13年に作られた屋台を使用していたが、老朽化により平成6年に新調、人形は熊谷次郎直実公である。
同年、京都の「平安建都千二百年記念・全国祇園祭山笠巡行」に、平成17年には江戸開府四百年記念・江戸天下祭」に参加、全国的にも有名な山車となっている。



◎筑波区・・・初代の山車は明治35年に鴻巣より購入。大正5年に2代目を製作、現在のものは昭和36年に新調したもので、人形は日本武尊である。




【おことわり】
第壱本町区、第弐本町区、銀座区、筑波区の写真は、PCへの取り込みを失敗してしまったので、【「熊谷うちわ祭」公式ホームページ】より借用したものである。

「熊谷うちわ祭」― その2・・・山車の競演(1)

2007-07-23 11:06:26 | 民俗・行事
きょうは「熊谷うちわ祭」の「巡行祭」に繰り出した各地区の山車を紹介してみたい。
(解説文は「熊谷うちわ祭・公式ホームページ」から引用)

◎彌生町区・・・大正13年に新調されたもの。昔は芸子芸妓衆が手古舞姿で木遣りの披露もしていた。

 

◎荒川区・・・ 昭和23年、荒川区の大室木工所より寄贈されたもの。



◎伊勢町区・・・ 昭和10年製の初代の山車は櫻町に寄贈し、昭和54年に現在の山車を新調した。





◎鎌倉区・・・ 八坂神社本宮のお膝元が鎌倉町。明治29年製の山車(人形・素戔鳴尊)は明治42年に越生町の黒岩町に譲られた。その後、大正天皇の御大典記念として屋台が作られたが太平洋戦争で焼失。現在のものは昭和28年に作られた2代目である。



◎仲町区・・・ 明治39年製の初代は花屋台だったが、後に妻沼町に譲渡。昭和30年に新調、当初は一層式だったが、昭和56年に二層式の山車として完成(人形は素戔鳴尊)。



◎櫻町区・・・ 昭和54年に伊勢町区より譲り受けた屋台でうちわ祭に初参加。現在の屋台は平成6年に新調されたものである。