晴天に麦藁菊（むぎわらぎく）も背伸びかな。

　西日本に大雨を降らせた低気圧が通り過ぎ、きょうは久しぶりの晴れ間となった。
雨上がりなので蒸し暑いのは仕方がないが、いくぶん風があったので扇風機に当たるほどでもなかった。
　麦藁菊も陽射しがないとしっかりと蕾を閉じてしまうが、きょうのような天気だと、あたかも背伸びをしているかのようにしっかりと花びらを広げる。
花が枯れかかってきてもなかなか落ちず、なんとなくドライフラワーのような感じに見えるから不思議である。







【麦藁菊（むぎわらぎく）】

・菊科。
・学名 Helichrysum bracteatum
　　　　 Helichrysum : ヘリクリサム属
　　　　 bracteatum : 包葉のある
　 Helichrysum（ヘリクリサム）は、
　 ギリシャ語の「helios（太陽）＋ chrysos（金色）」が語源。
・オーストラリア原産。
・夏、カサカサ状の花が咲く。
　花そのものが「ドライフラワー」みたい。
　乾燥した「麦藁」のような花なのでこの名になった。
・別名 「ヘリクリサム」
　　　　「帝王貝細工 (ていおうかいざいく）」

(出典:「季節の花３００」)