近事変々

思いつくまま、気の向くまま綴る「おとりん」のサイトです。
※表題の「変々」は字面の遊びです。(念のため)

陽射しがないと身をすぼめるアネモネの花

2007-03-31 09:54:28 | 花好きずき
 天気が下り坂になってきて、きょうは午後から雨の予報である。曇っているし、外に出るといくぶん寒くも感じられる。
暖かい陽射しには色鮮やかな花を開くアネモネも、ひっそりと身をすぼめている。
 実は、最初にこの花を見たのは3月に入ってすぐの頃だったのだが、何の花かよくわからず、最近になってようやくわかったような訳である。
最初は一輪だけだったが、いまは4~5輪になっており、風のある日には花びらがゆらゆらと揺れている。







【アネモネ】

・金鳳花(きんぽうげ)科。
・学名 Anemone coronaria
   Anemone : イチリンソウ属
   coronaria : 花輪に使う(適した)
 Anemone(アネモネ) は、
 ギリシャ語の「風」が語源。
 「風の花」の意味のようです。
 「早春の風」が吹き始めると開花する、とも妖精アネモネの化身、
 ともいわれます。
・南ヨーロッパ地中海沿岸原産。
・秋植えの球根植物。
 春、赤白青などいろんな色の花が咲く。
・美の女神アフロディーテは、キューピッドの射た愛の矢に誤って
 傷つき、 美少年アドニスと恋に落ちた。
 ところがそのアドニスは、猟に出た日に、イノシシの角に突かれ
 て死んでしまい、アフロディーテが悲しみのあまり流した涙が
 アネモネになった、といわれている。
・アネモネの赤い花の色は「血」と「生命」の象徴とされる。
・別名「牡丹一毛(ぼたんいちげ)」
「紅花翁草(べにばなおきなぐさ)」

(出典:「季節の花300」)