近事変々

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※表題の「変々」は字面の遊びです。(念のため)

東京大空襲から62年、都知事が慰霊祭で追悼の辞。

2007-03-10 18:36:16 | 近事変々
東京大空襲:東京・墨田区の慰霊堂で「大法要」 ― MNSニュース(毎日新聞)

約10万人が一夜で死亡したとされる東京大空襲から62年たった10日、東京都墨田区の都立横網町公園内にある都慰霊堂で空襲の被災者を慰める「春季慰霊大法要」(東京都慰霊協会主催)があり、約400人が参列した。

 同公園では、23年の関東大震災で避難した被災者が多数焼死したことから30年に「震災記念堂」ができ、後に空襲犠牲者で身元不明の遺骨も一緒に納めて慰霊堂となった。出席した石原慎太郎都知事は「平和を次の世代への財産とし、安心して暮らせる首都東京を築くことを誓う」と追悼の辞を述べた。

東京大空襲、国を提訴 被災者ら112人(朝日新聞) - goo ニュース

62年前、一夜のうちに約10万人の命が奪われたとされる東京大空襲の被災者や遺族112人が、国に総額12億3200万円の損害賠償と謝罪を求める集団訴訟を9日、東京地裁に起こした。
空襲被害を受けた民間人として初の集団訴訟。原告側は「民間人被害者に何も援助をせず、切り捨て放置した国の責任を問う」として、国家補償が整備された旧軍人・軍属と一般戦災者との格差の是非を問い直す。遺族を含めた原告の平均年齢は74歳で、最高齢は88歳。


「おとりんの一言」

 「あれから何年」とはよくいわれることだが、戦争の悲惨さが過去へと追いやられつつあるような気がしてならない。
東京がB29の総攻撃を受け、10万人余といわれる犠牲者があったのは昭和20年3月10日である。
わが家からさほど遠くない上板橋や常盤台地区にも慰霊堂があるが、このような悲惨な経験は広島や長崎の被爆と同じように次世代に伝えられなければならない。