近事変々

思いつくまま、気の向くまま綴る「おとりん」のサイトです。
※表題の「変々」は字面の遊びです。(念のため)

遊歩道に雪柳が波打つように咲いていた。

2007-03-27 10:38:08 | 花好きずき
 にわかに春真っ盛りのような陽気だったきのうまでとは打って変わり、どんよりとした曇り空が広がっている。
夕べの天気予報では「花曇り」となりそうだといっていたが、そんな風情を感じるどころではない。
 それでも、春の息吹はそこそこに感じられるが、今頃はそこここで雪柳の花を見ることができる。
家から程遠くない公園の近くに、前谷津川緑道があるが、ここの遊歩道の一角には、毎年、雪柳が綺麗に咲く。
だいぶ前のやや風のある日に写した写真だが、文字通り、白い花が波打っているように揺れていた。








【雪柳(ゆきやなぎ)】

・薔薇(ばら)科。
・学名 Spiraea thunbergii
   Spiraea : シモツケ属
 thunbergii : スウェーデンの
   植物学者「ツンベルク」さんの
 Spiraea(スピラエ)は、ギリシャ語の
  「speira(螺旋(らせん)、輪)」が語源。

・開花時期は、3/15頃~ 4/15頃。
・中国原産。
・葉が柳の葉に似て細長く、枝いっぱいに白い花を雪が積もった
 ように咲くところから。
 花がいっぱい散ったあとの地面も雪がパラパラと積もったよう
  に見える。
・群生していると見事。
・冬の紅葉もきれい。
・別名 「小米花(こごめばな)」
      白い小花を米に見立てた。

(出典:「季節の花300」)