近事変々

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※表題の「変々」は字面の遊びです。(念のため)

「板橋七福神巡り」道中録 ― その5 (最終回)

2007-01-13 09:27:44 | 民俗・行事
 「板橋七福神巡り」も残るはあと二つとなり、旧中山道の板橋宿へと歩を進める。
次の観明寺(恵比寿神)へ行くには、西光院のすぐ前にある南町交差点を渡り、しばらく歩くと中丸町交差点のところで
川越街道にぶつかる。
川越街道を横断してなおも歩いていくと、こんどは東武東上線の踏切に出る。
踏切を渡って左のほうへ行けば大山駅だが、そのまま真っ直ぐに行くと板橋都税事務所の前に出る。
ここを右折するとすぐに山手通りの交差点である。山手通りを渡り、そのまま歩道を歩いていくと国道17号(中仙道)の
交差点に至る。
交差点を越えて直進すると旧中山道にぶつかるが、ここも右折するとすぐに観明寺の入口である。
西光院からここまでは40分弱の道のりである。

入口脇には格子戸に閂で守られている庚申塔があるが、都内最古といわれるもので、板橋区有形文化財に
指定されている。









恵比寿神は本堂左手の部屋に安置されているが、サッシの引戸が少ししか開いておらず、隙間から写真を撮った。






観明寺の拝観を済ませれば、あとは文殊院(毘沙門天)を残すのみである。

観明寺を出て旧中山道を少し行くと旧中山道仲宿の交差点となるが、ここの歩道際に「中山道板橋宿」の石碑と
高札が建っている。






さらに進んで行くとスーパー・ライフの前に出るが、そのすぐ先を右折するとマンションの反対側に文殊院の山門がある。

文殊院は山門も本堂も立派な造りで、見た感じかなり格式の高いお寺のように思えた。








毘沙門天は本堂拝殿の真後ろに安置されていたので、よく見ることができた。






 文殊院で「板橋七福神巡り」は満願となった訳なのだが、江古田からは2時間半ほどかかっており、延べ4時間半ほど歩いたのでさすがに足の裏や股の付け根が痛くなってしまった。
やはり、「自転車で回るべきだったかな」という思いを抱きながら文殊院をあとにした。