豊田さんの話題の小説『猿たちの法廷』を紹介した千葉日報の紙面
きょう2月26日(日)の千葉日報にかつて流山や松戸を中心に取材活動をされ、「わっ嘉」などでもご一緒させていただいた作家の豊田旅雉さんが紹介されました。
以下、紙面から。
風刺込め奇想天外物語
豊田さん「猿たちの法廷」
元 千葉日報記者 作家デビュー
元千葉日報記者で千葉市出身・在住の豊田旅雉(とよだ・りょち、本名・豊田敦志)さん(49)が小説「猿たちの法廷」(つむぎ書房刊、全158ページ)を出版し、作家デビューした。
豊田さんは本紙記者時代、警察、政治、文化など幅広く取材。2020年に退職し執筆活動を始めた。
「中世ヨーロッパで行われていた『動物裁判』を現代の日本に当てはめたらどうなるか」との着想から生まれた同作。舞台は刑法の解釈変更で動物でも逮捕できるようになった日本。千葉の山で母子を襲った猿が裁判にかけられるが、ゆとり世代の裁判官がマニュアル通りの審理を進め、地元紙や弁護士らも巻き込んで大混乱に陥っていく…。
憲法解釈の変更による集団的自衛権の行使などに対する社会風刺を、奇想天外な法廷コメディーに落とし込んだ。記者時代の法廷取材の経験を生かした司法の仕組みの丁寧な描写も読みどころだ。
豊田さんは「エンタメの中に生まれ育った『千葉』とお世話になった『新聞』を登場させ、地元を盛り上げるとともに、活字不況に一石を投じたい」と話す。2作目となる小説「らえぬ女子の漂流」も今月刊行された。
「猿たちの法廷」は価格1760円。通販サイトのアマゾンで購入できる。問い合わせはつむぎ書房℡03(6281)9874。
きょうの千葉日報の1面もたまたまですが動物にまつわる記事でした
松戸支局長であった時代、流山のニュースを足で取材し、詳細に報じていらした豊田記者ならではの筆力を感じる作品です。第2作目もアマゾンでお取り寄せ中ですので、手元に届きましたら早速読んで、またご報告したいと思います。
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