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おしる子日記

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4月24日(日)の読売新聞の「人」コーナーに「多胎児子育てを支援」と紹介されていました

2022-04-25 | イベント

4月24日(日)の読売新聞の「人」コーナーに「流山市在住の水野かおりさん」が紹介されていました。

子育ては、一人でも大変ですよね!双子さんや三つ子ちゃんの子育てを支援する「関東多胎ネット」を作ったとは素晴らしいです。

そういえば、流山では『さくらんぼクラブ』という双子ちゃん三つ子ちゃんの子育てサロンが平成20年ごろから公民館であってこうした活動は盛んですね。当時企画した館長さんが、初日が6月6日の土曜日で、6と6がさくらんぼの見えて命名したというエピソードを聴いたことがあります。

 


「関東多胎ネット」代表の水野かおりさんを紹介する読売新聞記事


以下、誌面より

「関東多胎ネット」代表 水野かおりさん 37


多胎児子育てを支援

 

 双子や三つ子といった多胎児の子育てを支援をする一般社団法人「関東多胎ネット」を2021年に設立し、代表を務める。母親を孤立させないように親同士の交流会を開催し、育児に悩む家庭には多胎育児の経験がある人をサポーターとして派遣する。

 

 4歳の双子の男児を育てる母親だ。18年1月、妊娠35週で帝王切開によって2人を出産した。出産後、都内から流山市に引っ越した。想像を超える双子の育児に目の回る思いをした。

 

 一日中、どちらかの世話で動き回る。交互に夜泣きされ、ほとんど眠れない。産後の疲労が蓄積していた体に睡眠不足は特にこたえた。仕事で夫が留守の日中、二人が同時に泣き出すと、自分も泣いていた。

 

 自身の出産と重なる時期に、愛知県豊田市で三つ子の母親が生後11か月の次男を死亡させる事件が起きた。「この母親は自分だったかもしれない」と危機感を覚えた。

 

 外出できるようになっても、大きな双子用ベビーカーではバスに乗れない。幼児2人を連れて訪ねた市の子育て支援センターでは、入室できなかったこともある。親子プログラムに参加しても親1人、子ども1人のペアを想定したもので、なじめなかった。気づけば孤立していた。

 

 「双子の育児は特殊。悩みを共有できる友達が必要だ」。そう痛感し、19年秋、まずは地元に多胎児の親が交流できる「流山ふたごの会」をつくった。

 

 子どもが増加傾向にある流山市でも多胎児家庭の支援は不十分だと感じ、同じ思いを持った会員らと行政に働きかけた。妊娠時に育児などについて学ぶ両親学級では、多胎児向けのクラスが新たに設けられた。高い点数ほど保育園に入りやすくなる調整点数をめぐって、多胎児家庭への加点が決まった時は市議会の傍聴席で涙した。「多胎児を育てるのは大変だと行政が客観的に認めてくれた」と感じた。

 

 21年にできた関東多胎ネットは、関東地域にある同種のサークルが集まってできた組織だ。オンラインも活用し、様々な事情で交流会に参加できない家庭への支援にも力を入れる。

 

 「会があってよかった」と言われることが何よりうれしい。会の活動を通して、「声を上げてもいいんだ」と思えるようになった。

 

 「もし自分の子どもが多胎児の親になったら」。そんな想像もしながら、「その時までには、安心して楽しく子育てできる環境を作りたい」と心に決めている。(鶴田瑛子)

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