今朝の毎日新聞に日曜日に流山市文化会館で開催された『バリアフリー演劇鑑賞会』の様子が掲載されていました。
当日は、私も伺ったのですが、普段は、自分の感性でしか鑑賞していません。でも、紙面では、耳がご不自由でタブレットを借りて字幕を見ながら孫の演技を鑑賞された方の感想などの紹介されていて読み応えがありました。こうしたご意見が紹介されると勉強になりますね。
以下、紙面から。
障害者も演劇楽しんで 流山で鑑賞会 高校生が熱演 字幕タブレット、音声ガイドを活用
流山市文化会館で15日、障害の有無に関わらずだれにでも演劇鑑賞を楽しんでもらう「バリアフリー演劇鑑賞会」が開かれた。県立野田中央高校演劇部がオリジナルのドタバタ喜劇を披露し、会場を沸かせた。
同高は県高校演劇第1地区(流山市、野田市、柏市)大会での優勝校。「西口少年~その時ネギは青かった2020」と題し、高校の「電子工学部員」のオタク男子生徒が女の子にもてようと悪戦苦闘するドタバタ喜劇を上演した。もてるための秘訣を必死に教わる部員らの体当たりの演技に客席から盛んな拍手が送られた。
公演後、「筋肉オタク」役を演じた坂斉和磨さん(16)は「一般のお客さんを前に気合が入った」と汗を拭った。孫の晴れ舞台を字幕表示されるタブレットの補助を受け鑑賞した祖母の雪子さん(88)は「おかげで孫の頑張っている姿を見られた」と涙を拭った。音声ガイドを利用した流山市の細田賢治さん(45)は「場面説明が少なめだけど、せりふとかぶらずちょうどいいのかも。もう少しスローだとわかりやすい」と話していた。【柴田智弘】