2016年4月「蘇我運転会」報告

2016-04-05 09:34:06 | 投稿記事

2016年4月「蘇我運転会」報告
「花よりSL」
会員番号31-117
岸田  弘


4月の「蘇我運転会」は、3日(日)に「花の駅そが」で開催されました。前日までの予報では「関東は広く曇」だったのですが、目を覚ますと都内はかなりの降雨。朝の天気予報で確認すると「千葉市は曇」。「関東支部は雨で中止にならない」のジンクスを信じて蘇我に向かいました。江戸川を越えた当たりから雨が止み蘇我は曇です。

4日前に首都圏の桜が満開になり、絶好のお花見時期の週末でしたが、「花よりSL」の仲間が揃いました。


みんな笑顔で


蘇我の主力運客車両N700新幹線は故障で出庫できず、この日はSLだけでの運客となりましたが、守田さんのT5風が、開場15分前から並んでいたお客様を乗せ、内房線特急「わかしお」に背中を押されるように駅を出発しました。


特急わかしおを背に出発/守田さん(T5風)


先月の運転会時に披露された石川(進)さんの腕木信号機が、ミニ鉄道の雰囲気を高めます。8.4分の一のスケールで、エアシリンダーが細いケーブルを引いて腕木を上げ、下げします。このリンク機構や細い梯子等、細部にわたって実物を忠実に再現しています。


腕木信号機大活躍


動作はエアシリンダー+ワイヤー


5歳の石川隼くんが信号機手を務めますが、これは30分程度まで。単調な作業に飽きていつの間にか職場放棄です。


信号機手は5歳の石川隼くん


「花の駅」の名の公園ですが、桜はなく、タンポポやマーガレットが春の訪れを知らせています。この「花の咲く丘」に沿って、西本さんのC62や大石さんのC21改C56が奥様を乗せて走り抜けます。


タンポポを横目に/西本さん(C62)


花の咲くの丘に沿って/大石さん(C21改C56)


車内風景が見える客車を引いて/馬場さん(C62)


午前中、運客中の守田さんが自由走行の内周線を走る大石さんに呼び掛け、大石さんが外周線に入線して重連での運転を楽しむ姿が見られました。


重連を楽しむ/大石さん(C21改C56)+守田さん(T5風)


この日、小学5年の森くんと中学2年の河村くんが準会員とし入会。森くんは降車係を河村くんは乗車係と職場放棄後の信号機手を見事に務めてくれました。また、合間に元鉄道員の千脇さんから、手旗信号の基本を教わっていました。2人とも鉄道好きで覚えも早く、立派に役割を果たしてくれました。


手旗信号の訓練/千脇さん・森くん・河村くん


パパはお客さま/石川隼くん(EB10)


午後は、成田さん(C21)と大西さん(BR24)が運客を担当。


SL大活躍①/成田さん(C21)


SL大活躍②/大西さん(BR21)


この日の運客は710名。大量運客のできる新幹線が止まったため、SLは大忙しでした。終了後撤去を始めていると南の方から暗雲が…。あっという間に雨となり、びしょ濡れになりながら撤去作業を続けます。でも、「運転会は中止にならず、見事開催できました」!。ハイ。


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