2016年9月「蘇我運転会」報告

2016-09-08 13:59:52 | 投稿記事

2016年9月「蘇我運転会」報告
午前中雨の予報が…
会員番号31-117
岸田 弘


夏の暑さを避けて7・8月を休みとしていた蘇我運転会。
3ヶ月ぶりとなる4日の天気予報は「午前中雨/午後曇り」。都内は雨が降る中、「運転会は中止にならない」のジンクスを信じて蘇我に向かい、江戸川を渡ると雨が止んできました。そして9時、運転会場の「花の駅」には薄日が…。

しかし、台風10号が岩手・北海道に大被害を与えた後に、この日は、台風12号が九州に上陸するという情報の中での「雨予報」のため、10時前の朝礼参加者は僅か10名でした。この時点の参加車両は撤退を考えたお手軽電動車両ばかり。6月が雨で運客中止になり、雨の中走りたい人だけの自由走行会になっただけに、4ヶ月ぶりの運転会を待っていたお客さまが集まり、武田さんの新幹線N700がお客さまの笑顔を乗せて大奮闘です。


新幹線大奮闘


雨雲が夏雲に/武田さん(N700)


パワーユニット+トーマスの成田さんは、遅れて参加の守田さんがC21の蒸気上げをする間、守田さんのトーマスと重連し、2家族ずつの運客を始めます。


トーマスも重連で/成田さん


守田さんも蒸気上げを急ぎ本線へ。大量運送のできる蒸気機関車の参加で、やっと待ち時間が短縮できるようになりました。


満員のお客さまを乗せて/守田さん(C21)


昼前には雨雲が夏雲になり、日差しも強くなってきました。


夏の名残の強い日差しの運転会に


この日新しく登場した設備は、6月の運転会時に話題になった「速度確認装置」。武田さんと石川(安)さんが共同で企画検討・設計・製作したもので、4mの間のセンサーで速度を感知、これを表示するとともに、設定速度(この日は5㎞/時)を超えると、赤色灯が点灯、同時に警報音が鳴る装置です。試験運用の結果装置は問題なく作動するのですが、運転士の方が慣れず、ほとんど「警告と警報が鳴りっぱなし」に…。日頃飛ばし屋の運転士から見ると、「ネズミ捕り」の取り締まりの気分で、現場を通る度に緊張します。今後適正スピードを検討し、「設定速度」を決めてゆく必要があるようです。


速度確認装置の設計・製作者/武田さん・石川(安)さん


設定速度を超えると警告と警報が

自由走行線では、遅れて参加の佐藤(猛)さんが、すげ笠で日よけ対策した姿でT5を周回させています。


暑さ対策は帽子から/佐藤(猛)さん(T5)


馬場さんはトビーの単機。


雨予報には電動・単機で/馬場さん(トビー)


青木さんはパワーユニット+クロ151系特急「つばめ」の編成運転を楽しんでいました。紺碧の空の下、国鉄特急色が美しく映えます。


紺碧の空の下「つばめ」が走る/青木さん(クロ151編成)


運客手伝いをしてくれている準会員の河村くんは、手伝いの合間、馬場さんのトビーで運転訓練を。森くんは守田さんから直接、蒸気機関車の運転指導を受けてうれしそう。


運客手伝いの合間に運転訓練/準会員・河村くん


昼休みの間に運転指導/準会員・森くん


この日のお客さまは582人。「雨のち曇り」の予報が外れ、夏の名残の強い日差しの中での運転会となりました。日焼け対策をしていなかった首筋と腕はヒリヒリしています。

来月は23日に「ちば祭り運転会」。その間、間が空くので、10月2日に「自主参加の臨時運転会」を予定しています。


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