2015年7月関東支部「八王子運転会」報告

2015-07-15 11:47:44 | 投稿記事

梅雨の晴れ間は、雑談会?

会員番号31-117
岸田  弘


7月の八王子運転会は、11日(土)に開催されました。「7月に入ってから9日間で東京の日照時間は僅か14分」と報道されるほど梅雨空が続いていましたが、この日は久しぶりに朝から晴天で外出が増え、高速道や一般道は大渋滞。運転会場にも「沢山の参加者が集まる」と思っていたのですが、9時に集まっていたのは4人。結局今回は車両持参者が5人、見学だけのメンバーが3人、岸田の孫とその友人家族の2組7人と辛うじてメンバーの数が上回るという状況で、運転会というよりは「あちこちでの雑談会」となりました。


家族優待の運転会のようになりました


佐藤(透)さん(S6)のコンテナー車両コキのフレームは、「緊急時運転士が線路に降りる時の梯子でJR払い下げ品/これに手を加えたもの」と聞いて、加工法や入手法が早速話題に。


梯子利用のチキを囲んで


石川(安)さんの、EB10が押すトーマス列車には、「子どもの夢を壊さないようにEB10を最後尾にして、機関車を隠したら」との意見が出て、編成変更の検討が始まるなど、話題に尽きません。


EB10の編成でも議論が


守田さんはネットオークションで入手したT5を披露。「OSの部品を使いながら、ボイラー、ロッド、弁装置は自作」との話しも話題になります。蒸気上げと走行に問題はなく安心していたら、突然本線上で動輪がロック。現場に皆が集まり位相、タイミング、軸動ポンプと原因を探りますが、その場では分からず、佐藤(透)さんの救援車両が出動。コキにT5を積み込んで、機関区に運びます。「自宅で調べる」という守田さんに、「人手のある今、原因だけでも探ったら」とみんなで機関車を横倒しにし、チェックを開始。結局、軸動ポンプのプランジャーの異物噛み(※後注参照)と分かり一安心です。トラブルには多くの手と目が役立ちます。


新たに参加のT5を囲んで


救援車両到着


機関区に到着


町さんは、トーマス機関車に付いている音源に、石川(安)さんに製作依頼したアンプとスピーカーを組込む作業を、石川さんの指導で始めます。煙突下にスピーカーネットを取り付けるための、粗面用両面テープの処理に、切れないハサミで手こずっていましたが、完成するとすぐに、岸田の孫を乗せて走らせ、大きくなった音を確認し、満足気の様子でした。


スピーカーネットの取付け中


アンプ組込みを終えて


参加者が少ない中で、トーマス列車が2両も揃ったために、岸田の孫とその友人家族は、車両貸切り状態で乗り放題。子供たちは交代しながらトーマス機関車の乗車を楽しみ、その様子を見て笑顔になる親の姿で、レイアウトはさながらプレイランドのような雰囲気になりました。梅雨の合間にメンバー同士は雑談会、遊びに来た家族にとっては優待会のような和やかな運転会となりました。


2台のトーマスでプレイランドの様相


貸切り車両でごきげん


※本原稿作成中、守田さんとメンバーのメーリングリストでの情報交換を見たOS北田さんから、次のアドバイスがありました。
「T5、S6、C21は2連のフィールドポンプがあり、ステンレス弁が固着すると水が通らず摩擦熱で焼きつくことがあります/片側は動いている(水を送っている)ため、異常に気付かない場合があります/ステンレス球を剥がし、プランジャーを800番程度の耐水ペーパーで磨けば直ります」


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