丸森町から! 一條己(おさむ)のほっとする丸森

15頭の乳牛と田に30羽の合鴨。畑に特産ヤーコンを作っています。訪れるだけで「ほっとする町」丸森町の様子をつづります。

そのⅡ まつこの部屋で「蔵王すずしろ豆腐」紹介?武田理事長講演

2018-03-28 11:20:03 | 日記

丸森町心身障害児者親の会研修会「心身障害者グループホーム」について  

 「テレビ局から電話があって、

豆腐のことやはらから福祉会のホームページについて紹介されるかも?

テレビを見てると、まつこさんの後のショーケースには、いろんな豆腐がいっぱい並んでました。

豆腐をご飯代わりにして豆腐料理をおかずに食べている「工藤しおり」さんが登場 

2人で豆腐を食べたり、豆腐職人の取材を流したりしていましたが、なかなか出てきません。

そして、番組最後に、サプライズが、

「この豆腐に出会って私の人生が変わった」と紹介して持ち上げたのが

「すずしろの豆腐」800グラムの大きい豆腐432円でした。

次の日は午前3時出勤で体制を整えました。

電話がジャンジャンかかると思ったのですがゼロ。

ネットで注文で完売。

ただの普通の豆腐なのに。」と笑ってました。

そして、お願いしたら、近日中に「工藤しおりさん(28)が、槻木生涯学習センターにくる」そうです。

 「はらから」の製品は、味、食感、価格が評価されて買われる。

障害者が作ったからというのは消費者の評価に入らない。

だから、モットー「良い商品をたくさん作ろう」

生活できるだけの賃金をえるために、商品を作ろう。

障害の重度も種類も関係ない。障害者福祉は、賃金かせいで生活していくのが問われている。

 始まりは、卒業して仕事のない暮らしを見て悩んだ。就職を探したが無い。

在宅になってしまって、毎日が日曜日。家庭内トラブルになる。一番つらいことになる。

8時間働くことで、それが解決する。無認可で、養護学校のあった、船岡でスタート。

1人1000円出し合って、陶器を作った。粘土は失敗しても何度でも作り直せるし、

賞味期限がない。いろんな施設がとりくんでいた。

だめだった、在庫の山になった。売れない。

それではと野菜などを仕入れて売った。

その中に、丸森の「青葉豆腐」があって、毎回豆腐が売れていた。

それではと「蔵王すずしろ豆腐」を作った。

売れないピンチは、売れるチャンスになった。

5人でスタート→80人→400人の集団になった。

儲かるものを作ろう。それでも、半分は失敗

平成5年から、豆腐を作り続けて、軌道に乗るまで10年かかった。

最初に始めてから35年経った。そして、

「この豆腐に出会って私の人生がかわった。」という工藤しおりさん。

たった1人の評価が「はらから豆腐」の感動を生んだ。

すずしろ作業所で働いている入所者の仕事がこれを生んだ。

人間の出来る事は障害者にもできる。

 「グループホーム」について

一番のよりどころは、働くこと。

障害が重くても、どうしたら出来るようになるか。ヒトは何のために働くのか。3っつある。

一つは生活。一つは社会的役割。一つは自己実現。

どんなに困難でもできないことはない。

グループホームは生活の場だが、それだけでは生活にならない。

16時間の消費する時間を支える、働く8時間が問われる。

週休2日で働く40時間をいかに充実したものにするかが大切。

 

 

つづく


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