丸森町から! 一條己(おさむ)のほっとする丸森

15頭の乳牛と田に30羽の合鴨。畑に特産ヤーコンを作っています。訪れるだけで「ほっとする町」丸森町の様子をつづります。

今日はCOOP富沢店で新米「めぐみ野米」の販売促進

2013-12-07 21:57:37 | 日記

「いそくしんで「ふるさと米部会」まるもり支部長の小野君と販売促進

試食のご飯「おいしいね」

終わって昼食は

店内のアナウンスに挑戦するなど、上の皆さまの強力なご支援で何とか売り上げ倍増、ご苦労様でした。

 

 https://www.facebook.com/maki.onno/posts/652530654787894

昨日、高知県にある馬路村から、台風をギリギリ避けて帰ってきました。
人口1000人にも満たない山奥にある小さな村です。

そこで見たのは、日本の村の理想型でした。

地域と気候に根ざした農産物として柚子に着目し、柚子だけであらゆる商品を産み出してきました。...
そうして産まれたヒット商品に、柚子とハチミツ、馬路村の水から生まれた「ごっくん馬路村」があります。

いまから遡ること50年前、ある“おんちゃん(高知の方言「おじさん」の意)”が、柚子を育てたことから始まり、そこから村の人たちが力を合わせて大きな産業に育ててきました。

補助金や交付金で“箱もの”だけが寂しく建つような地方行政とはまったく違います。
東京からデザイナーや広告代理店を呼んで、ちっともその土地に見合わない商品が産まれて、在庫の山が残るような見せかけのブランディングとも違います。

柚子を通して、馬路村を全力で伝え、地元にこだわってきた。
ひとつ、ひとつ積み上げた結果、年商30億を売り上げる村の事業に成長させたというから驚きです。
大切に有機栽培で育てた柚子のタネも皮も捨てないで商品化したり、堆肥として土にもどしたり…

村内を流れる清流「安田川」は、コンクリートによる護岸整備で豊かな生態系が失われようとしていましたが、危機感をもった役場や地域の人たちが、スイスの護岸整備をお手本にした「近自然工法(きんしぜんこうほう)」を施すことで、川の再生をはかっています。
しかも安田川の「近自然工法」は、地域の石を使った“土佐積み”という伝統工法です。
おかげで、一時は激減したアユがまたたくさん戻ってくるようになりました。天然うなぎも獲れるほど豊かな川です。

そして、今年からは、役場の木下彰二さんが、無肥料・無農薬の自然栽培でお米づくりを始めました。彰二さんは、安田川の再生のために「近自然工法」に着目して、馬路村まで技術者を引っ張ってきた“行動する役人”です。
最初は、「また彰二が変なことを始めた」と言われたそうですが、今年の秋のお米の稔りを見て、周りがびっくりしたそうです。
しかも、今年はウンカという害虫の大発生で、馬路村の稲も被害を受けたのですが、彰二さんの自然栽培の田んぼの被害はありませんでした。
肥料と農薬が実は病害虫を呼んでいるということが、馬路村でも実証されようとしています。

“循環”と“自立”。

過疎化、高齢化、少子化であえぐ日本の村々にとって、馬路村の在り方は希望かもしれない。

山も、水も、空も、人も…ほんとうにきれい。
もちろん食べものも美味しい。

車で走っても走ってもくねくね道。
まだ着かないの?っていうほど遠かったけど、また絶対に行きたい大好きな村になりました。
もっと見る
(写真7枚)
写真: 柚子もそろそろ色づきます。向こうに見えるのは「自然栽培」の田んぼです。

 

なんとなく、思い出したので、3.11後の最初のブログを載せました。

油断すると、忘れてしまいそうで 。ピロピロリン~という、パソコンの電源onの音で、電気が繋がったのに気づきました。23年3月17日午前11時です。

大地震H23・3・11 14時46分 最大震度7,0

2011-03-18 09:00:59 | 日記

丸森庁舎では震度5強

その後余震多数

下水道・水道の影響が大きく

水道は小斎・金山・舘矢間地区が断水しましたが14日にはほとんどが高台なども17日には復帰しました。

家屋の被害状況は全壊0半壊4

学校は丸森東中学校の北側の柱12本抽本に亀裂が入りうち2本は対策が必要だそうです。

また私立の啓明小学校が古い建物で内部が壊れたり玄関が傾いたりしました。

これらはまだ耐震工事を実施していなかった学校です。

丸森町は地盤が良いので人的被害はありませんでした

わかっている分で15日現在で田町に行って連絡の取れない人数は9名です

町住民避難者は11日はまちづくりセンターや集会所に174人でしたが15日には40人になりました

町内を見ても1ル暮らし2人暮らしの高齢者は子供や親せきの方がほとんど引き取ったようです

 

悲惨なのは相馬・山下・山元・亘理・岩沼・名取・南三陸などの海岸部で

最大15メートルの津波が国道6号線から東側を瓦礫の山としてしまいました

建物がすっぱり無くなって国道から海が見えるそうです

そしてこれからの心配は原発です

丸森庁舎までは60キロメートル

いつかわれわれも避難する日が来るかもしれません。

原発なんてだれも賛成なんかしていません

でも、あきらめと、無関心・無知が、私たちを取り囲んでしまってました。

残念です。

 

原発事故による町外からの避難者は15日で南相馬市などから350人がお出でになり

筆甫中学校の校舎に避難しました

町内は下水道が停電によりパンク状態ですが

筆甫は上下水道とも良い状態なのできまったそうです

でも、寒さが心配ですかれらを親切に迎え入れたいと思います。明日は我が身になるかもしれません。

県からはスクリーニングをして被曝してない方を受け入れるようにとの指示でしたが

南相馬の方で実施してきたそうで支障はなかったようです

丸森まちづくりセンターに機械が設置されました

 

携帯電話が16日の午後7時30分。電気が17日午前11時に回復しました

ピロロロ~ンというパソコンの入電の音で解かりました

ガソリンなどの燃料類は2時間ぐらいならばないと変えないようです5~10ℓとか1000円分とか少量ですが

政府からの救援がそろそろ来るようだと言ってました。これまでの災害でも7日間位でとどいていたそうです

 

今日から給水は下水道を利用してる地区では午前6時から午前9時までだそうです

電気が回復して洗濯機などの利用で下水がパンクするかもしれません。

下水にはトイレの水のみ流して

他は側溝の方に流して下さい

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