丸森町から! 一條己(おさむ)のほっとする丸森

15頭の乳牛と田に30羽の合鴨。畑に特産ヤーコンを作っています。訪れるだけで「ほっとする町」丸森町の様子をつづります。

平和と戦争について

2016-03-10 21:31:41 | 日記

安心して暮らせる町について

1、平和と戦争について

「どうして、あの人は戦争をしたがるのか」大人数の兄弟の末っ子で、敬老会など地域の行事でお会いするといつもニコニコして、カラオケなどを歌っているおばあちゃんが言いました。毎日、「戦争法案」と言われた「安保関連法案」の議論や、反対のデモがテレビで放映されていた頃でした。

昨年の10月11日に私は「終戦70周年戦没者追悼式」に出席しました。丸森町遺族会が主催したもので、第二次世界大戦で犠牲になられた遺族の方々と町関係者など200人以上が参列しました。私たちは遺族代表の挨拶や体験の発表に涙し、戦争が悲しみしか生み出さないことを改めて認識しました。このようなことを繰り返してはならないのです。当町出身で前の戦争に出征した方と戦死された方の人数は何人でしょうか。それと、当町出身の現役自衛官は何人おられるのか伺います。

幸い、戦後は「戦争を知らない子供たち」と自らが歌った私たち年代を含めて戦死者はいませんが、これからの世代が戦争に巻き込まれるようなことがあってはなりません。愛する家族や国民を守るために徴兵されていったのに、かえって家族を悲しませる結果になりました。この悲しい出来事を語り継いで次世代の子供たちが再び巻き込まれる事のないようにしなければなりません。住民の方々に一番信頼されている地方の政治家としての町長の考えをうかがいます。

2、交通安全について

 H27年の交通事故での死亡者数は全国で4117人、(前年比+4)宮城県は66人(△17)丸森町は3人(+3)です。H26年までは死亡事故ゼロを続けてきた当町ですから、大変な異常な事態です。ホームページには「交通安全緊急対策会議を開催しました」とありますが対策は十分でしょうか。特に、連続して事故のあった付近の対策はあまり見えないのですがどのようなことをするのでしょうか。先日の「てれまさむね」で復興トラックと道路の現状が放映されました。様々なことが組み合わさって問題が発生している様子で衝撃的でした。交通安全について町民からの意見はどの地区からどんな内容が何件位あったのでしょうか。それに対して、どのような対策がとられたのか伺います。

 住民からは、騒音、道路や看板の破損、飛び石による車の傷やショウウィンドウのガラス破損。トラックが交差するときの渋滞が思いがけないところで発生しているといわれます。驚く場所としては「三ノ橋株式会社の入口周辺の道路の路幅を決める白線とガードレールがすれすれで、トラックは手前で対向車のトラックがとおりすぎるのを待っていて渋滞になるので、ガードレールをもう少し外側に移動すればスムーズに通行できるのではないか」というのもあります。

 

3、生徒・児童の安全を守る防犯灯・街路灯の整備促進について

通学路の安全確保については、道路管理者・警察・学校・父兄と関係機関が連携して合同点検をして、安全フェンスの設置や歩道のカラー舗装・危険な建物の修繕など成果をあげてきました。

 父兄へのアンケートや合同点検はこれからも続けていくべきですがそこに防犯灯・街路灯の整備も含んで考えるべきではないでしょうか。たとえば、丸森地区の中心市街地の街灯整備でも「たんぽぽこども園」の東側になぜ明るい街灯を設置できなかったのかという声が夕方徒歩で鳥屋神明地区方面から迎えに来る方々から聞かれます。館矢間や丸森地区の通学路には何百メートルも明かりのない所もあります。これまでのように防犯協会にお願いして設置していくのに加えて、関係者が合同点検をして計画的に設置していく必要があります。

 街灯がLEDで電気量が少なくて済むなら防犯灯の寄付も再開すればいいし、同じ場所に街灯と防犯灯の2つがあるなら1つは廃止して他の所に設置するとかトータルな整備計画の考えについて伺います。

議会だよりの原稿

議員、安心して暮らせる町

町長、未来に語り継ぐのが使命 

問1、平和と戦争について

「どうして、あの人は戦

争をしたがるのか」大人数

の兄弟の末っ子だったお婆

さんが言いました。毎日、

「戦争法案」の議論がテレ

ビで放映されていた頃だ。

昨年の「終戦70周年戦没

者追悼式」では、第二次世

界大戦で犠牲になられた遺

族代表の挨拶や体験の発表

に涙し、戦争が悲しみしか

生み出さないことを改めて

認識した。このようなこと

を繰り返してはならない。

当町から前の戦争に出征し

た方と戦没者の数は何人か。

また、当町出身の現役自衛

官は何人か。

幸い、戦後の戦死者はい

ないが、これからの世代が

戦争に巻き込まれるような

ことがあってはならない。

住民の方々に一番信頼され

ている地方の政治家として

の考えを伺う。

答1、日華事変と太平洋戦

争の戦没者合計は1088人

という記録がある。自衛官

については過去15年の入

隊が49人である。

戦没者が、無二の命をも

って示された戦争の悲惨さ

と平和の尊さを未来に語り

継ぐのが使命である。

問2、交通安全について

 町のH27年の交通事故死

亡者数は3人。H26年まで

は死亡事故ゼロを続けてき

たのだから、大変な異常な

事態だ。先日のTVで復興

トラックと道路の現状が放

映され衝撃的だった。町に

苦情は何件あったか。騒音、

道路や看板の破損、飛び石

による車の傷やショウウィ

ンドウのガラス破損。寺内

などトラックが交差すると

きの渋滞がこれまでなかっ

た場所で発生している。ど

のような対策をしたか。

答2、復興事業のダンプの

通行や、駐車に関し年間30

件ほどある。内容を調査し、

その都度警察に連絡し、対

応をお願いしてる。また、

原因者である採石業者に改

善を指導している。これか

らは関係省庁、事業者等で

協議会を作り安全かつ適切

な対応をする。

問3、生徒・児童の安全を

守る防犯灯・街路灯の整備

促進についてはたとえば、

丸森地区竹谷や舘矢間地区

用水沿いなど、100メートル

も明かりのない通学路もあ

る。現在防犯協会による設

置をお願いしているが、町

してトータルな整備計画の

考えを伺う。

答3、これまで通り関係者

の意見を聞いて設置する。

 

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