丸森町から! 一條己(おさむ)のほっとする丸森

15頭の乳牛と田に30羽の合鴨。畑に特産ヤーコンを作っています。訪れるだけで「ほっとする町」丸森町の様子をつづります。

「大宮さん」と「いしころとまと」さんが丸森でクリスマスの準備

2013-12-20 14:42:07 | 日記

 昨年に続き今年もクリスマスのリースを作りに

しんこさんのお家にやってきましたが

最近「いしころトマトさん」は「ゆきおんな」らしくて、自宅のある仙台の西は雪だったようで

2時間遅れの到着でした

写真は、毎年来ている「緑山」で

 2人は宮城県野菜ソムリエの会の会長さんと副会長さんです

これまで、不動尊公園や耕野ふるさと交流センターで丸森の食材を使った様々な料理のイベントを開催してくださいました

震災後は沿岸部の被災地の炊き出しや

最近では仮設や学校でチョコベジなどの訪問イベントを開催しています。

この写真は大宮会長の「緑山セット」です

今回はホタテと魚料理でした

 いつ来ても笑ってばかりで、

今夜は、大宮さんはリッチな方々と1万6千円会費の忘年会で

明日からは納豆ご飯だと笑わせていました

東京ナポリタン⑧や回転すし・ひな野の食べ物ばかりの話で盛り上がりました

 これは、チーズのかかった、ステーキセットです

 

 

こちらは、現在斎理屋敷で開催中の「斎理の歳迎え」です 

 

 

すました顔で記念撮影 

 

 

彼女らは、復興の励ましに

平成11年11月に我が家に来て

柚子を採っていきました。

12年の柚子は98ベクレル

他の地区は40とか30なのに我が家は高かった

13年今年の柚子は60ベクレル

11年は150だろうか200ベクレルだろうか

まだ、個人の農産物は測れず町のサンプル結果で、OKが出ていた

私が初めて検出器を見たのは5日後でした

 

彼女は子供に食べさせてしまったと後悔している

本当に申し訳ないことをしたと思う

無知な自分が、こんなことをしてしまったと悔やまれる

福島県24年産米の放射能検査結果がでました。

http://wwwcms.pref.fukushima.jp/download/1/youinkaiseki-kome130124.pdf

1.24年産の米の放射性物質検査の結果
○ 24年産の福島県の米の全袋(玄米30 kg/袋)検査の結果、約1,000万袋検査を
行った中で、基準値(100 Bq/kg)を超過した放射性セシウムを含む玄米は71袋
(超過率0.0007 %)に止まった(平成24年12月末現在)。
○ 昨年基準値超過が見られた地域周辺の緊急調査実施地域内だけで比較すると、
100 Bq/kgを超える放射性セシウムを含む玄米の割合は、昨年は1 %以上あったの
に対して今年は0.002 %程度となり、カリ肥料の施用などの吸収抑制対策等の実施
により玄米中の放射性セシウム濃度が大幅に低下したことが明らかとなった(※)。
(※) カリ肥料の施用効果等は後述
福島県における24年産の全袋検査結果

【解説】
・福島県において24年産米の出
荷前に行った全袋検査の結果。
・吸収抑制対策等の実施により、
基準値を超過した検体は71袋
(平成24年12月末現在)に止
まった。
23年産の緊急調査結果との比較
【解説】・23年産の緊急調査の調査対象地域(23年産の検査で放射性セシウムが検出された29市
141旧市町村。比較のため、24年産で作付制限した旧市町村は除く。)について、23年産の緊
急調査と24年産の全袋検査を比較したもの。
図1
図2
0
100
200
300
400
500
600
700
800
900
1,000
1,100
25未満25~50 50~75 75~100 100<
検査点数(万点)
玄米中の放射性セシウム濃度(Bq/kg)
総検査点数:10,034,956点(平成24年12月末現在)
71
(0.0007%)
1,669
(0.017%)
389
(0.004%)
19,928
(0.20%)
10,012,899
(99.8%)
1.7%
(364) 1.0%
(219)
0.89%
(189) 0.32%
(67)
0.26%
(55)
0.04%
(1,100)
0.01%
(304)
0.001%
(36)
0.0003%
(9)
0.0004%
(11)
0
5
100
~50 50~75 75~100 100~150 150~200 200~
検査点数の割合(%)
玄米中の放射性セシウム濃度(Bq/kg)
99.95%
(2,989,264)
95.8%
(20,295)
23年産米(総検査点数:21,189点)
24年産米(総検査点数:2,990,724点、平成24年12月末現在)
50 Bq/kg超
23年産米(4.219 %)
24年産米(0.047 %) 100 Bq/kg超
23年産米(1.468 %)
24年産米(0.002 %)
○ 24年産の米の作付制限・自粛区域内における400カ所のほ場でカリ施肥などの吸
収抑制対策を実施し試験栽培を行った結果、生産された玄米の放射性物質濃度
を分析できた396カ所のうち395カ所のほ場において、基準値以下の米を生産でき
ることが実証された。
2.作付制限・自粛区域での試験栽培の結果
24年産の作付制限・自粛区域内における試験栽培の結果(概要)
福島市(24年産の作付制限区域)における23年産と24年産の放射性物質調査結果の比較
※ 町村単独事業により実施
2
うち
100 Bq/kg
以下
うち
100 Bq/kg

福島市作付制限区域32 31 1
伊達市作付制限区域75 75 0
二本松市作付制限区域27 27 0
田村市作付自粛区域43 43 0
相馬市作付制限区域5 5 0
作付自粛区域120 120 0
作付制限区域6 6 0
葛尾村作付制限区域3 3 0
広野町※ 作付自粛区域39 39 0
川内村※ 作付自粛区域36 36 0
楢葉町※ 作付制限区域10 10 0
 計396 395 1
区域区分ほ場数
南相馬市
【解説】
・交付金事業や市町村事業等を活用し、作付制限・
自粛区域内の放射性セシウムで汚染されたほ場にお
いて、深耕などの除染のほか、カリ肥料の施用など吸
収抑制対策を実施することで、基準値以下の米が生
産できることを実証した(全400カ所)。
・基準値の100 Bq/kgを超える放射性セシウムを含む
玄米が生産されたほ場は、全試験ほ場中1カ所のみ
であった。(注)400カ所中4カ所では、鳥獣被害により未計測
このほ場は、23年産の玄米濃度が特に高い値を示し
た区域にあるが、吸収抑制対策により玄米濃度は昨
年の1/10以下と大幅に低減した(120 Bq/kg)。本年
作では、肥料の種類や施肥時期等を更に改善していく
ことで、一層の低減も可能と考えられる。
【解説】
・24年産の福島市の作付制限区域につい
て、23年産の緊急調査の結果と24年産の
試験栽培の結果を、玄米中の放射性物質
濃度の割合で比較したもの。
・除染や吸収抑制対策を施した24年産は、
23年産と比べ、玄米中の放射性物質濃度
が低く抑えられていることがわかる。
65%
13%
7%
3% 3%
9%
97%
0%
3%
0% 0% 0%
0%
20%
40%
60%
80%
100%
50以下51~100 101~150 151~200 201~250 251以上
23年産米の緊急調査(全515点)
24年産米の試験栽培(全32点)
玄米中の放射性物質濃度( Bq/kg) 検






表1
図3
3.玄米中の放射性セシウム濃度に影響する要因
① 土壌の影響
ア土壌中の放射性セシウム濃度
○ 土壌の放射性セシウム濃度と玄米中の放射性セシウム濃度の間には相関は見ら
れない。
土壌中の放射性セシウム濃度と玄米中の放射性セシウム濃度の関係
0
20
40
60
80
100
120
140
0 2,500 5,000 7,500 10,000 12,500
玄米中の放射性セシウム濃度(Bq/kg FW)
土壌中の放射性セシウム濃度(Bq/kg DW)
土壌中の濃度が1,000 Bq/kg未
満でも玄米中の濃度が50 Bq/kg
を超える値も見られる。
土壌中の濃度が5,000 Bq/kgを超
えるところでも、大部分(76%)の玄米
中濃度は20 Bq/kg未満と低い。
3
【解説】
・平成24年に福島県内432地点で玄米及び土壌中の放射性セシウム濃度を調査した結果(134Cs
と137Csの合計値を「●」でプロット(一方が検出下限値未満の場合は検出下限値を利用して合計
値を算出))。また、134Cs及び137Csのいずれも検出下限値未満であった地点のデータは134Cs、
137Csそれぞれの検出下限値の合計値を「■」でプロット。
・土壌中の放射性セシウム濃度は高いが玄米中の濃度が低い検体がある一方、土壌中の濃度は
低いが玄米中の濃度が高い検体もあり、土壌と玄米の放射性セシウム濃度に相関は見られない。
図4
3.玄米中の放射性セシウム濃度に影響する要因
① 土壌の影響
イ土壌中の交換性カリ含量(その1:低減効果)
○ 土壌中のカリウムは、セシウムと化学的に似た性質を有しており、作物が吸収する際
に競合してセシウム吸収を抑える働きがあり、24年産では土壌中の交換性カリ含量
25 mg K2O/100g(※農研機構が公表した米の吸収抑制対策に必要とされる水準)を目標と
してカリを施用したところ、玄米中の放射性セシウム濃度が大幅に低減した。
土壌中の交換性カリ含量と玄米中の放射性セシウム濃度の関係
稲わらの取扱による土壌中の交換性カリ含量への影響
0
200
400
600
800
1,000
1,200
0 20 40 60 80
玄米中の放射性セシウム濃度
(Bq/kg)
土壌中の交換性カリ含量(mg K2O/100g)
H23 A地区
H24 B地区
H24 C地区
【解説】
・23年産の玄米から500 Bq/kgを超える高
濃度な放射性セシウムが検出された地域に
おいて、24年に現地試験を実施し、土壌中
の交換性カリ含量と玄米中の放射性セシウ
ム濃度との関係を整理したもの。
・23年産で500 Bq/kgを超える放射性セシ
ウムを含む玄米が検出された地区でも、土
壌中の交換性カリ含量が25 mg K2O/100g
以上あれば、玄米の放射性セシウム濃度は
基準値以下となった。
・また、異なる3地区で確認したところ、いず
れの地区でも同様の効果が見られた。
【解説】
・稲わらにはカリウムが多く含まれているため、これをほ場に
還元すると土壌中の交換性カリ含量を維持しやすくなる。
・実際に、福島県農業総合センターで、約20年間稲わらを土
壌に還元した水田と、持ち出した水田各1ほ場について土壌中
の交換性カリ含量を調査したところ、持ち出した水田の土壌
中の交換性カリ含量は、還元した水田の約半分であった。
図5
図6
(グライ土)
(灰色低地土)
(多湿黒ボク土)
0
5
10
15
20
25
稲わら還元稲わら持ち出し
土壌中の交換性カリ含量(mg K20/100g)
○ 一般に、交換性カリ含量が低くなりやすいほ場として、以下
のほ場が挙げられる。
→ 長年稲わらの還元、たい肥の施用等が行われていないほ場
→ 自家用等で長い間カリ肥料の施用が行われていないほ場
→ 砂質土壌など保肥力の弱いほ場4
カリ施肥により放射性セシウムの吸収
を抑えることができる。
カリ肥料を施用せず、土壌中の交換性カリ
含量が低い状態のままだと、高濃度の放射
性セシウムが吸収される。
0
20
40
60
6/10 6/30 7/20 8/9 8/29 9/18
○ カリ肥料の施用による吸収抑制対策としては、稲による放射性セシウムの吸収は生
育前半に多いため、
① ケイ酸カリより速効性の塩化カリを利用すること
② カリ肥料の施肥時期も基肥を基本とし、さらにカリ肥料を追肥する場合は分げつ期
の早期に行うこと
が必要である。
稲全体に含まれる放射性セシウム量の推移
(時期別の吸収パターン)
基肥追肥適期
分げつ期
幼穂形成期出穂期成熟期
稲全体の137Cs量(Bq m-2)
5
3.玄米中の放射性セシウム濃度に影響する要因
① 土壌の影響
イ土壌中の交換性カリ含量(その2:施用方法等との関係)
稲全体のCs量が急増しており、
Cs吸収が多い
【解説】
・土壌の放射性137Cs濃度が2,355 Bq/kg、交換性カリ含量が3.0 mg K2O/100gの
グライ土水田において、6月10日から9月18日まで5回にわたり稲の放射性セシウム吸
収量を測定した試験結果。
・放射性セシウムは、生育前半に多く吸収され、その後茎葉から玄米に転流していくと
考えられる。このため、吸収抑制対策としてのカリの効果は、生育前半に発揮させるこ
とが重要である。
稲全体のCs量がほぼ横ばいで、
Cs吸収が少ない
6月10日6月30日7月20日8月9日8月29日9月18日
60
40
20
0
図7
塩化カリとケイ酸カリの吸収抑制効果の比較
塩化カリの施肥時期による吸収抑制効果の比較
0
50
100
150
200
250
0 5 10 20 30
カリ施用量(kg K2O/10a)
6
【解説】
・土壌の交換性カリ含量が3.3 mg K2O/100g
のグライ土によるポット試験。カリ肥料を10a当
たり、塩化カリとして8.3、16.6、33.3、50.0 kg
(K2Oとして5、10、20、30 kg)、ケイ酸カリとし
て50、100 kg(K2Oとして10、20 kg)施用し、
玄米中放射性セシウム濃度をカリを施用しな
い処理の玄米濃度と比較した試験結果。
・土壌の交換性カリ含量が目標値を大きく下
回る場合、毎年のカリ施肥では、土壌中でカ
リ成分がゆっくりと溶け出すく溶性のケイ酸カ
リに比べ、早く溶け出す速効性の塩化カリの
方が、玄米中の放射性セシウム濃度の低減
率が高いことがわかる。
【解説】
・土壌中の交換性カリ含量が14.7 mg K2O/100gのグライ土水田において塩化カリ(K2Oとして
8 kg/10a)の施用時期を変えて、玄米中放射性セシウム濃度の吸収抑制効果を検討した試験結果。
・同量を施肥するのであれば、追肥よりも基肥として、早い時期から施肥する方が効果が高いことがわ
かる。
玄米中の放射性セシウム濃度( Bq/kg)
0 5 10 20 30
0
10
20
30
40
50
60
カリ無施用基肥(5/7)施用中干し期(6/28)施用幼形期(7/19)施用減分期(7/30)施用
玄米中の放射性セシウム濃度( Bq/kg)
図8
図9
塩化カリ
ケイ酸カリ
カリ肥料の施用なし
0
5
10
15
20
25
① 現地慣行施肥(塩化カリ6.7kg/10a)
+塩化カリ52.0kg/10a
② 現地慣行施肥(塩化カリ6.7kg/10a)
+ケイ酸カリ160kg/10a
③ 現地慣行施肥(塩化カリ6.7kg/10a)
○ カリ肥料を施用しても、保肥力の弱い土壌では、作期終了後には土壌中の交換性カ
リ含量は低下する。土壌のカリ供給力が適正に維持されるよう、25年産についても土
壌診断に基づいた施肥を行うことが重要である。
肥料・資材施用後の土壌中の交換性カリ含量の推移
7
3.玄米中の放射性セシウム濃度に影響する要因
① 土壌の影響
イ土壌中の交換性カリ含量
(その3:保肥力の弱い土壌での留意点)
【解説】
・土壌中の交換性カリ含量が低く、保肥力も比較的弱い土壌(交換性カリ含量:3.3~3.9 mg K2O/100g、
CEC:11.3~14.7 me/100 g、粘土割合:14.4~19.3 %のグライ土壌)における塩化カリ、ケイ酸カリ施用後の
交換性カリ含量の変化を調査した試験結果。
・施用した肥料・資材の種類や量によっては、収穫後には交換性カリ含量が資材投入前の水準まで低下して
おり、こうしたほ場では、25年産に向けて改めて十分なカリ肥料等を投入することが重要であることがわかる。
資材投入前5月23日6月15日7月6日7月25日8月17日収穫後
土壌中の交換性カリ含量(mg K20/100g)
①及び②は、現地の慣行施肥である塩化カリ6.7kg/10aに加え、交換性カリ含量を25 mg
K2O/100gとすることを目標に、それぞれ塩化カリ及びケイ酸カリを施用。③は現地の慣行
施肥である塩化カリ6.7kg/10aのみを施用。
(K2Oとしては、①35.2 kg/10a、②36.0 kg/10a、③4.0 kg/10a。)
図10
【K2Oとして、合計35.2 kg/10a】
【K2Oとして、合計36.0 kg/10a】
【K2Oとして、4.0 kg/10a】
○ ゼオライト、バーミキュライトの施用により玄米の放射性セシウム濃度の低減効果は
認められるが、放射性セシウムの吸着効果より、むしろゼオライト等に含まれるカリウム
の効果で説明できると考えられた。
○ このため、吸収抑制対策は、カリ肥料による土壌中のカリ含量の確保を基本とし、ゼ
オライト等については、カリ肥料だけでは効果が不十分な土壌であって、砂質土等で保
肥力が問題となる場合に、保肥力の向上等を目的として投入することが適切である。
ゼオライト等の施用による土壌中の交換性カリ含量と玄米中の放射性セシウム濃度への影響
ゼオライトによる土壌中の放射性セシウム吸着効果
3.玄米中の放射性セシウム濃度に影響する要因
① 土壌の影響
イ土壌中の交換性カリ含量(その4:ゼオライト等の施用との関係)
8
図11
図12
R² = 0.6891
0
10
20
30
40
50
0 5 10 15 20 25
土壌中の交換性カリ含量(mg K2O/100g)
玄米Cs-137濃度(Bq/kg.15%水分補正)
◆ ゼオライト500 kg/10a
■ ゼオライト1 t/10a
□ 塩化カリ52 kg/10a
△ 現地慣行
【解説】
・土壌中の交換性カリ含量が4 mg K2O/100g
以下とカリが不足している水田において、ゼオラ
イト、塩化カリを施用し、玄米への吸収抑制効果
を検討した試験結果。なお、全処理区に施肥カ
リとして4 kg/10aを施用し、土壌中交換性カリ
ウム含量は、5月23日時点の測定値。
・ゼオライト等の施用による玄米中の放射性セ
シウム濃度への効果は、土壌中の交換性カリ含
量によって説明できたことから、少量のゼオライ
ト等の施用は、吸着による効果よりゼオライト等
に微量に含まれるカリウムの効果によって吸収
抑制が図られたと考えられる。
50
60
70
80
90
100
110
0.01 0.1 1 10
抽出液中放射性セシウム濃度の
無処理区に対する割合(%)
ゼオライト-土壌の混合比(%)
【解説】
・放射性セシウムを含む火山灰土と砂質土に
ゼオライトを土壌の0.1 %、0.5 %、1.0 %、
10 %混合。ゼオライトを加えない土壌の放射
性セシウムの抽出溶液(1M酢酸アンモニウ
ム)の濃度を100とし、ゼオライト混合土壌か
らの抽出溶液濃度の低下割合で吸着効果を
調査した試験。
・混合比が少ない1 %(1~1.5 t/10a)程度で
は、吸着による濃度の低下は僅かだが、
10 %(10~15 t/10a)程度では濃度の低下
が顕著になる。
▲ 火山灰土
○ 砂質土
3.玄米中の放射性セシウム濃度に影響する要因
① 土壌の影響
ウ土壌の放射性セシウムの吸着・固定力
○ 土壌中の放射性セシウムは、時間の経過とともに土壌中の粘土鉱物による固定が
進み、作物が吸収しにくくなると考えられるため、粘土含量が少ない砂質土等の固定力
の弱い土壌は注意が必要である。
○ 粘土含量が多い土壌であっても、放射性セシウムの固定力が弱い粘土鉱物の場合
は、作物は土壌中の放射性セシウムを吸収しやすくなる。現在、土壌の固定力を評価
する取組も行われており、こうした固定力が弱い土壌では吸収抑制対策の徹底が重
要である。
【農地の粘土含有率】
0.0~10.0 %
10.0~20.0 %
20.0~30.0 %
30.0~40.0 %
40.0~50.0 %
50.0~77.0 %
【粘土鉱物の性質】
雲母由来の粘土鉱物が検出されない地点
雲母由来の粘土鉱物が検出される地点9
【解説】
・農地土壌中の粘土の割合の調査結果と、粘土鉱
物組成をX線回折により調査し雲母由来の粘土鉱物
かどうかを調査した結果を地図上で整理したもの。
・平成23年産において、玄米から比較的高い放射
性セシウム濃度が検出された地域は、
① 粘土含量が少ない砂質土等の土壌が分布して
いる山地及び丘陵地帯や、
② 粘土含量が多くてもセシウム固定力の強い雲母
由来の粘土鉱物が検出されない地域
が多いことがわかる。こうした地域において、土壌中
の交換性カリ含量が低い場合は注意が必要である。
土壌中の粘土の割合と雲母由来の粘土鉱物の含有状況
図13
セシウムの吸着・固定力
セシウムをあまり固定しない粘土
鉱物の例(モンモリロナイトなど)
吸着
セシウム
固定
セシウム
吸着
吸着吸着
粘土鉱物の
層状構造
層間
セシウムを固定する能力の高い
粘土鉱物の例
(バ

wasurenaitameni

 忘れないために

東日本大震災避難者のその後

2011-03-22 16:18:20 | 日記

現在丸森町民の避難者は0人になりました

南相馬市の方々は伊手コミュニティセンターから全員、旧筆甫中学校に移動しました。

現在の人数は192人です。

現在は自炊をしていて

町は集まった野菜や材料を送るだけだそうです。

筆甫の方々の支援がすばらしくて、野菜や燃料を沢山持ちよっているそうです。

避難者の方々は学校の教室に行政区ごとに入り

毎日ミーティングを開いて管理しているそうです。

筆甫ではクラインガルデンや民家の風呂を開放して利用してもらっています。

自衛隊の協力で3月23日(12時~17時)からはあぶくま荘の風呂もはいれるようになります。

24日~27日の間は一般の方も1日200~250人が入れるそうです。

ガソリンですが、スタンドにはガソリンが着々と入ってきているそうです

ローリーが順繰りに運んでいるので

もうすぐ入れることが出来るそうですから安心して下さいということでした

放射線モニタリング調査では

3月19日に0.36マイクロシーベルト福島市10.3 飯館村21.2 南相馬市3.06

21日阿武急駅前で1.42マイクロシーベルト福島市7.41 飯館村12.1 南相馬市2.36

次回は24日で水道水も調べるそうです

様々な方から支援物資をいただきましてありがとうございます。

今後町では仮設住宅などの対策を検討しているそうです

被害に遭われた皆さん

地震に強い安心な丸森町にいつでも来て下さい

 

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