千葉県にある鋸山の続きですが
鋸山(のこぎりやま)は3つの観光エリアに分かれています。
「登山・山道エリア」
石材を運ぶために作られた石切場跡があるエリア
「金谷エリア」
東京湾を望む絶景や食事・土産物を楽しむエリア
「日本寺エリア」有料
今回訪れた所です。
天気に恵まれたらもっと美しい景色だったでしょうね
今の時季なら紅葉の見頃なのでは? (どんな風になるのか見たいな)
手すりや柵が無かったら登れない急な坂でした
と言いながら子供はスイスイ登っていきます
「地獄のぞき」を下っていきます。
細い崖と崖の間を通って行くと 見事な百尺観音が見えてきます。
日本寺は今から1300年前に開かれましたが
この百尺観音は昭和41年 6年かけて完成させた大観音石像です。
発願の趣旨は戦没者、疫病死者供養や
近年では航海・航空・陸上交通犠牲者供養のためだそうです。
以前は国宝級の仏像などがあったそうですが
登山者の失火によって国宝が全て焼失したそうです。 もったいない話しです。
日本には国宝がたくさんありますが、失ったほとんどが焼失です。
自然災害の落雷が多いですが、争いで焼失も多いんですよね。
中には盗まれたという物もあるそうです。
せめて今有る国宝は万全な管理の下で後世まで残していって欲しいものです。
では楽しみのランチへ
異空間の様な感じだった記憶があります。
本当に広い境内で
見所満載ですね。
廃仏毀釈で破壊された
寺院や仏教美術が
あまりにも勿体ないですよねぇ。
百尺観音石像の大きさに圧倒されました。
廃仏毀釈で随分破壊されましたが
その当時の民衆の声だったんでしょうね。
それだけ坊主が好き勝手してたんでしょうね。
明治政府が天皇中心の国を作るために
神道に力を持たせたかったのでしょう。
明治維新って美化されていますが
結構酷い政策も多いですよ。
そうですねぇ。
紅葉、見てみたいですね♪
ここまで来ると、ジャングルを分け入った奥地という雰囲気がたっぷりですね。
あれほどの大きな摩崖仏を作った人のたいへんな努力を想うと、一層神々しく思えてきます。