＜奥社参道＞
「眠り猫」の門をくぐると奥社まで通じる長い石段があります。
階段は一段ごと一枚石が用いられていて
厳しい冬の日光の「凍て上がり防止」と言われています。
２０７の石段は結構きつかったです。
「人の一生は重荷を負うて
遠き道を行くが如し
急ぐべからず」 東照宮御遺訓 と書いてありました。
亡き父が私の幼い頃から常に言っていた言葉なので心に染みました。
苔が好きで立ち止まりながら歩いたので到着までずいぶん時間がかかりましたね
奥社宝塔（御墓所） 重要文化財
当初は木造、その後石造 地震で破損した後
銅製に造り替えられたそうです。
レンズを広角に変えて陽明門をもう一度。
定期的に修復されているそうで平成２９年３月の時点で
２１回目だそうです
こういう所に来ると時間がいつも足りません。
ツアーではないのでゆっくり出来たつもりですが
４時間では足らないようですね
では車の中でおとなしく留守番していたワンコを迎えに行ってお茶しましょ
日光東照宮の社殿には沢山の国宝や重要文化財があります。
国宝だけでも5つもありました。
陽明門も国宝のひとつです。
故事逸話など５００以上の彫刻が施されています。
「想像の象」狩野探幽（絵師）が想像で描いたそうです
神厩舎（しんきゅうしゃ）・三猿（さんざる）と言って
猿が馬を守るとされているところから彫刻されています。
「見ざる・言わざる・聞かざる」は有名ですね
？ ？
眠り猫、これも有名な作品で国宝です。
この眠り猫の門をくぐると徳川家康公が祀られているお墓があるそうなので
行ってみることとしました。
これが結構な坂で膝が悪い私にはちょっときつかったです
大河ドラマ「青天を衝け」でいつも冒頭に出てくる徳川家康(北大路欣也）
東照大権現。
まだ一度も足を踏み入れていない日光東照宮へやって来ました
（生きている内に一度は行きたかった所なんです。残りは中尊寺のみ）
日光東照宮が世界遺産と思っていたのですが、それは一部であって
世界遺産は「日光の社寺」という名称なんですね
日光の社寺とは
国宝9棟、重要文化財94棟 計103棟からなる建造物群を指していたんですね
樹齢何百年の大木に囲まれたこの雰囲気が大好きで
中でも永平寺が一番感動しました
全員マスクしています。
マスクをしていない人を見つけることが出来ませんでした。
この日は特別寒く
それもそのはず東京スカイツリーと同じ高さだったんですね
今から400年以上前に家康を祀る為に2代将軍秀忠によって建てられ
3代将軍家光が豪華絢爛な社殿に改修したそうです（フムフム
）
では中へ入っていきましょう
＜10月17日（日）＞
午前中は雨予報だったので
急いで出発することなく
近くのファミレスでモーニングを取りインターチェンジへ
首都高1号線を走り東北縦貫へと走るのですが
東京の湾岸線は高層ビルが建ち並んだり
聞き覚えのある地名が飛び交い目がキョロキョロ 
ところが分岐点や出入り口が大阪と違って
右から車が合流してくるので運転にも神経を使います
それでも左に隅田川、右にスカイツリー 思わず『ワオー
』と雄叫び
そして荒川沿いを走り抜けます
都民には見慣れた光景も関西人には大興奮
はたから見れば、思いっきり田舎者のドライバーです
雨雲が下までおりてきていましたが
傘は必要なく天気予報通りで一安心です。
満車だった駐車場でしたが待つこと10分、一台が出て行きます
ヨボヨボながらレオもちゃんと歩いてくれます。（左はし）
神橋（しんきょう）
ここも観光地のようで多くの人が記念撮影していました。
スローシャッターで撮りましたがブレブレ
娘が飼ってるトイプードル
孫みたいで可愛いんですよ😍
コロナ前は2㎏台だったけれど
巣ごもり生活が長く散歩も少なくなり
今ではレオと変わらない体重になっていました。
ワンコにもコロナの影響が出ているんですね 
さて東照宮へ行ってくるので
ふたり仲良く車の中で留守番ですよ
人間で言うと年の差50歳です
1年ぶりの長距離運転です。
納車、即コロナ、そして緊急事態
ふた月に１回は長旅をしていただけに寂しかったこの二年。
やっと娘の住む横浜へ行くことができました 
ちょうど５時に大阪を出発です。
嬉しくて前の晩は１０時に寝ました
目が覚め時計を見るとまだ１２時１０分
「えっ
まだ夜中じゃん
」
「あかん もっと寝なきゃ
」焦る焦る
今、役に立ってるyoutubeの「５分で爆睡」を聞きながら
再度睡眠に挑戦。
今度は３時過ぎに目が覚めてしまった （どんだけ興奮しとんねん）
『あ～あ
仕方がない
起きるとするか』
そんなこんなでゆっくり準備をしながら５時ジャストにエンジンをかけて 
緊急事態宣言が解除になったと言え
土日祝の高速の割引はありません（ネスコのケチ
）
２時間半かかってやっと刈谷サービスエリアです。
日本で最大級のサービスエリアでゆっくり休憩です。
本当は「三保の松原」に寄って富士山を撮影したかったんだけど
雨ではないにしても分厚い雲が立ち込め絶対に富士山を写すことはできないと判断し
早めに横浜を目指すことにしたのです
それではしばらくの間 関東方面の旅の記録を
備忘録として載せていきたいとおもっております
よろしければお付き合いのほどよろしくお願いします
