個と個が交差するのが好き。
よく自ら進んで他人と合わせようって人がいますけど、個人的にそういうのって好きじゃなくって。
誰かに合わせよう、って思った時点でそれって結構不純なものだと思うんですよ。
その人の自然が奪われるって言うか、要は馴れ合いを好んでると捉えられてもおかしくない訳で。
でも、個人的にはそうじゃなくて人は一人一人違うから面白いって言うか
勿論それだけじゃ済まされない、分かって欲しいって気持ちもこと日常生活に於いては普通にありますけど
だからといって他人と同じ人間になろう、価値観を同じくしようなんて考えはちょっと苦手なんですよね。
少しでも交わる部分があればそこで分かり合えればいいんだし
全ての部分で擦り寄る必要なんてないですから。
他人の価値観に合わせようとして実際に頑張ったとしても、最後に残るのって結局自分らしさでしかないですからね。
そういう事もあって、価値観の統一って行為に関してはどうしても抵抗があるのかもしれません。
なんて事をふと考えた今日とか昨日でした。
【第161回】 Discommunication/9mm Parabellum Bullet
タイトル通りの楽曲なんですけど
結局の所長い間一緒に居れば分かり合えるなんていうのは幻想で
実際はどんなに一緒に居ても、一緒に話や気持ちを交わしても、それが崩れるのは一瞬の事で
人生にはそんな経験が多々ある訳でこの曲の歌詞の意味も良く分かってしまうんですよね。
何度も何度もありがとうやごめんねって想いを交差させても、
少しのズレで関係性が壊れてしまって
今までのありがとうとかは何だったんだろう、ってそんな気分に陥る事もあるけれど
そういう感情が蘇って来た時に、こういうシンパシーのある曲を聴くと多少納得出来る部分もあって・・・。
何に納得するかって言うと、自分だけじゃないんだよなあって意味でね。
そんなモヤモヤした感情を溶かしてくれるロックナンバー、
勿論歌詞に傾向してるだけじゃなくて歌謡曲とハードコアを合体させたような独特のセンス、キレ味の良いリフ等サウンド面でも大いに楽しませくれる秀逸な楽曲、
メジャーデビュー一発目のシングルって事で正に今聴いても相応しいキラーチューンだなって思います。ライブでも鉄板曲の一つですね。
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