君は転んで血を流す

もう僕は夢のあとが見たいから

光について/GRAPEVINE 12.3.25

2012-03-29 23:53:54 | 今日の好きな歌





そろそろ来期アニメのチェック記事あげようと思います。いつも直前ですけど(笑)。




なんていうのかな・・・レギュラーで感想書いてる作品が終わるまでは安心出来ないっていいますか
気が抜けないような性格なのかなあって自分では思いますけど。先にうつつを抜かさないように今だけに集中、みたいな。
単純に全部終わってから次のモードに向かう方があってる人間なのかも、とも思います。
来期は私生活もちょいちょい変化がある予定なので
細かい部分は変わるだろうけど
同時にまた今までとは違うような事もやっていこうかなあ、って気持ちもあったりして。基本3ジャンルっていうのは変わらないですけどね。

それでも、何気に「未来日記」だけは確実に新番組とバッティングしてしまうのでそれが唯一惜しい!っていうか
全部終わった後に書くつもりが一つだけ残ってるよ!みたいな。前々からこのクールはね~。
昔から何気に冬の新作って春まで被る確率高かった気がする。
っていうか秋の2クール作品か。まあ普段よりもキツキツのクールって事なのかな。新年関係や2月が短かったりしてね。





【第205回】 光について/GRAPEVINE




【誰もがうかれて理解りあったつもりなら】

前回、ミスチルの楽曲を選んだんですがそしたら不思議と初期のバインが聴きたくなって
今でこそ独自のポジションを保ってますが
昔はポストミスチル的な雰囲気、見方もあった事を思い出して。単純に楽曲やアレンジこそ全然似てないんですけど
声の幼さや佇まい等でそういう見方とかされてたんだろうなあ、と個人的には思います。
で、そんな彼らの影響を受けたのがNICOだとも感じてますけど。
受け継がれる遺伝子。素敵ですね。

この楽曲、スマッシュヒットして音楽番組にも出て、アルバムは3位にランクインして
バインの中では「スロウ」と並んで初期の代表曲の一つだと思いますけど
なんていうか
当時は自分もまだ少年だったので全然意識してなかったんですが正直サウンドはともかく売れるような歌詞ではないんですよね(笑)。
凄いシリアスで恋愛を感じさせる訳でもない葛藤と苛立ちが漂っているストイックなオルタナロックって印象で
これがスマッシュヒットしていた時代ってよくよく考えないでも凄いんじゃないかと。
今のコアなインディーズバンドが演奏するような曲だと思うんですが
それでアルバム3位まで上り詰めるって中々出来ることではない、改めて確認するまでもないですが商業的観点を含めても様々な意味で偉大だなあ、と。
この曲をじっくり聴いてみてそんな風に思えた訳です。


【もう一度君に会えても本当は もう二度と届かない様な気がしてた】

凄く良く分かる歌詞ですし、何よりベタな文脈を使ってユニークなフレーズを生み出してる
そんな独自性にこれまた痺れてしまう、シンパシーを感じてしまう。そんな複雑でありながらシンプルに衝撃が伝わってくる初期の名曲です。
すれ違った想い、重ならない思想だけは本当にどうにも出来ないですからねえ・・・。