君は転んで血を流す

もう僕は夢のあとが見たいから

Minority Whisper/the pillows 12.3.1

2012-03-08 03:10:59 | 今日の好きな歌




思い込みって恐ろしい。



twitterで「パジャマな彼女。」の反応を眺めてたら、ガチで河下水希の新連載と間違えてる人が多数いて(笑)。
それほどまでに似てるって裏づけなんだろうけど、リアルとファンタジーを融合させたラブコメで
生々しさも含まれた作品で、どこまで行けるのかな?っていうのには純粋に興味がある。
元々ジャンプをきちんと読み始めたのって実はラブコメ漫画に惹かれてだったので、その点でも最近のラブコメの新人をちゃんと育てようとしてる
世代交代をきちんとさせようとしている編集方針に関しては割と素直に支持してたりします。
だから応援もそれなりにしていきたい気持ちですかね。
もちろん中身ありき、ですけど。

正直な話、少年誌でサービス過多な事に対してあーだこーだ言われるのは勘弁ならん、って気持ちも少なからずあるので。
単純に考えて少年誌って少年の、男の子の為の雑誌ですしそういう表現も捌け口として絶対に必要ですからね。
ある意味非モテ男子のバイブルにもなりうるからね。そういう漫画って。
だから少なからず尽力したい気持ちはありますよね。それはこと少年誌に限った話でもないですが。





【第181回】 Minority Whisper/the pillows




この曲に関しては最近本当助けられているんですが・・・。

「流行の歌 流行の行動 流行の信念」


一つ大きな流れだったり、一定の価値観が広まると誰もがそれを疑わずに追随して
他人の作った流れに加担したり知らず知らずの内に言葉という暴力を振りかざす多数派になってたり
そこに疑問を感じる人間を残して
多数派/マジョリティっていう大きな渦が出来上がり、
本来考えて自分の意志で咀嚼するべき事柄が無価値になっていて・・・。
知らず知らずの内に大切な何かが去勢されてる感覚。
それにうんざりする時が少なからずあって
だからこそ、その渦の中には、流行の信念の中に入る気は一切ないっていうか
そんな気持ちを確認させてくれるようなナンバーで。
この曲英詞で疾走感を含みつつのポップでもある楽曲に仕上がってるんですけど
単純にポップですねって形容する気になれないのは、この訳詞に於けるアンチ精神がピリピリと突き刺さっても来るからで。


たとえ自分が少数派で流行の信念には乗れなかったとしても、自分だけの感情を大切にしていたい。
そんな気分に陥った時には本当に救われる一曲です。このキャリアでまだまだ名曲生み出せるって凄いと思う。