君は転んで血を流す

もう僕は夢のあとが見たいから

光の射す方へ/Mr.Children 12.3.24

2012-03-28 23:39:22 | 今日の好きな歌





今期のアニメも大分終わってスッキリして来ましたね。結末的にも。



来期の記事も当然書く予定なんですが
色々形を変えて、割と細々とやって行こうと思ってますけど
今日あの夏の記事あらすじ形式でもないのに書き終えるのに1時間以上掛かっちゃって
結局はどんどん記事に掛ける時間が増えてるあたり、的を絞った方が良いのかな?とも思ったり
一方で最近は時間が無くて最初の数話で印象を決め切っちゃう事も多い訳ですが、
来期はもっと頑張って見ようかな?と考える部分もあったりして
視聴にも感想にも結構悩んでいる今日この頃ではあります。

昔は時間があったのでもっと余裕を持って観れてたんですけどねえ。仕事があるので今は中々。
ちょっと昔の感覚を思い出す為にも他の時間を削って色々とじっくり観ていく方向性に数年振りに戻ろうかなあ。
その為に犠牲にするものもちょっとはあるとは思いますけど、色々反応も遅れそうですけど、でも現状はそこそこ維持する部分は残しで。





【第204回】 光の射す方へ/Mr.Children




「僕らは夢見るあげく彷徨って 空振りしては骨折って リハビリしてんだ」

なんというか、ダメ人間をここまで的確に表せるフレーズもそうそうないような(笑)。
それをねえ、絶賛葛藤中であったであろう、それでも売れっ子のミスチルが歌ってるっていうのがある種異常でもあると同時に
結局はどこまで行っても不安や悩みからは逃れられないんだよってサインのようで
でもそれって絶望じゃなくて逆に希望だと思うんですよ。
楽観的な希望で騙されるよりは、
ちゃんと地に足つけて歩いた方が全然良いっていうか、少なくとも自分はそう思ってます。
それを影響力もあって、社会的に認知されてるバンドが声高に歌ってくれる事って一つの勇気にも成り得るよなあ・・・なんて
今改めてこの曲を聴いていてつくづく思う事の一つで。だってそれが孤独感からの一時的な解放に繋がったりするし、
今を歩く糧にもなったりする、っていうね。
人生空振れば空振るだけ傷付くし、全然無事では済まないんですけど
その度に自分で自分を癒す構図も傍から見れば絶対に滑稽だと思いますけど
それでもタイトルにもあるように、光を目指す、ここにない希望を必死に探し続ける
その姿勢こそが最も格好良い事なんじゃないかな・・・と
個人的にはそう感じたりもする訳です。
そんな、クタクタになりながらの精一杯のファイティングポーズが光ってる、ロール感の強い骨太なロックソングです。

後は、サウンドも面白くて、ファンクのテイストも含んだ跳ねてるリズムだったり
ポップさよりもマニアックを追随したサウンドの妙だったり、上手くその中間に位置出来てる感じもあったりして
正にこの頃のミスチルならではって感じの一つの時代性も感じさせるような楽曲ですね。
終わり際から若干プログレっぽくなるその構成もまた面白い一曲。




【いつの日か 君に届くならいいな】

届けたい、ではなく届くならいいな、っていうのは
ある種自分を曲げるつもりは毛頭ないっていう一つの宣言とも取れると思うんですよね。
他人に迎合する事を良しとしない、そういう類の男らしさ。でも、その歩みを止めたりはしないで
投げかける事だけは絶対に妥協しない。そんな宣言にもまたシンパシーを感じる一曲です。