雨が上がった日曜午後の富士山
酒と加齢で海馬(短期記憶を司る)が風前のトモシビなので、しょっちゅうやらないとすぐ忘れます レスキュー で大雨の今日も三つ峠へ向かいます 途中で見かけたカモシカ 四季楽園女将さんがかわいがっているマメとは違うヤツでした
こいつは始めて 3つわっかを作り
真ん中のわっかを両側の輪の中へ通す
ほんで、ムニューッと伸ばして締める・・・・こんでロープの長さ調整ができる「シープ・シャンク」
あんでもこの伸ばした形状が、シープ(羊)のシャンク(すね)に似てるっつうのが由来だそうだ そう言われれば似てるかも
その両側のわっかをまとめて支点へかければ、1本ずつ使おうが、2本まとめて使おうが、締まらない・・・と言うのが山ヤの使い方
いつも美味しい四季楽園の食事 でも、これでは台湾で付いた贅肉に駄目押しのカロリー攻撃
翌日曜は、昼頃には雨がやむ予定なので小雨の中外岩へ
救助者2名による最新ENSA方式担ぎおろし 要救助者の体格に合わせLの長さを背負いやすいように調節
救助者(担いで降りる人)側の6mのロープは・・・下降中なんらかの理由で要救助者と離れる時の用意
例えば・・・・下降中、棚に到着 そこから先どのルートで降りるか検討するため動き回りたい時など、まず要救助者を安全なところに確保、自分はエイト環&マッシャーを使って移動・・・・なんて時の用意
こんな感じで降りる 降ろす役は半マストだと2人の体重を支えるには緩すぎて危険なので、より制動効果の高い「ダブルデミキャプスタン」で降ろす 雨で濡れた岩での降ろしは大変だったあ
ダブルデミキャプスタン 簡単なようでやってみると結構慣れるのが大変
スリング1本 カラピナ2枚によるセルフレスキュー
(1)120cmスリングをメインロープにフリクションヒッチ(プルージックやフレンチ)
(2)このスリングに立ち込む
(3)緩んだビレーループ側ロープに素早くガルーダヒッチを作る これで自分のカラダはガルーダで止まる
(4)ガルーダが効いている状態でフリクションヒッチをできるだけ上にずらす
(5)再立ち込みと同時にビレーループ側ロープを引き、できるだけメインロープ上方へガルーダを効かす
以後、これを繰り返す
ただ、このまま長距離の登りはきついので、もう1つ安環付きカラピナがあれば、フリクションヒッチ直下に小さな輪を止め結び等で作り、ここに安環付きカラピナを掛けガルーダからのロープを折り返すと作業が格段に楽になる
結びの分だけスリングが短くなり立ち込みが困難になるので、結びも輪も小さい方がよい
昼近く 天候回復
トドメはロープを使ったけが人の搬送 捻挫の足首が・・・・
っつうこって大変内容の濃い2日間のレスキューでございました
家に帰ると、赤紙 が! 欲しがりません勝つまでは、うちてしやまん
タダの不在連絡カードと違うんですね、マイナンバーのばやい (~(エ)~)
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