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2022年8/26-29:小樽赤岩クライミングⅠ

2022-08-30 16:40:51 | 山行

摩天の稜線リード中

(このおっさんランナー取ってるのか?)

最近ピーチばっかし・・・・成田➡新千歳 満席でした

また今年も来てしまった小樽赤岩峠駐車場  金曜日11時過ぎ、車もまばら 天気まあまあ

今回は最初にお初のエリアへ  この木立の向こうが44フェース  ここから更に回り込んで・・・

西壁  とりあえずアップと言うことで一番易しい正面ルート 1P目3級+  

右のロープはムズいフリーのルートです  

被ってて3級+には見えないけど、登ってみれば納得かな  

各支点とも素晴らしいです

2P目 3級

1P目終了点から 見てのとおり岩角が嫌らしく、ルートも屈曲してるので、懸垂で降りるときはリッジ沿いにつまりこの写真の右側へ降りて行きます 先着の地元ツヨツヨクライマーに教えて貰いました 

アリガトウゴザイマシタ<(_ _)>

2P目と3P目3級+ 2つ繋げて行きました 全部で40mくらいなんで  今回SW60mx2本ですから楽勝

終了点からの眺め  やっぱ良いなあ小樽赤岩

この日は5人 2パーティー  次も登ってきました

あっと言う間に終わっちゃったんで、次はすぐお隣「カンテルート」

1P目4級- この出だしがチト嫌らしかった

1P目核心越えたところから  これはと言うホールドがない

で、2P目、正面フェースにペツルが打ってあるので行きたくなるけど・・・それはフリーの5.10bのルートと思う

で2P目(4級)、あたしゃ左のカンテに行って直上してから更に左へトラバースしてピッチを切りました  その間古いハーケンだけ  ルートあってるかどうか・・・

後続リードMさん  絵になります 高度感もバッチリ

で、最終3P目(4級+)はリード交代M嬢  正面のハングを超えます  手も足も豊富で見た目より易しい

こんな感じでね よく見ると古いハーケン乱打

このカンテの上にもボルト2本ステーションがあります この2本は講習会等で良く使われているのでしょう  

楽しく安全なルートでした  目論見どおり、初日のウヲーミングアップに最適でした

今年もお泊りはこちら 快適、安価、オシャレと三拍子揃った定宿 リトルバレル

リトル=小、バレル=樽󠄀 ∴小樽

小樽港を見下ろす6人部屋(2段ベッドx2+Wベッド) これも常部屋 

今回M嬢がとまったWルームも素晴らしかった

夕食はこれまた前々回と同じ歩いて5分のこちらへ・・・・

去年はコロナで営業自粛だったので、今回は東京から電話して営業確認してから参上 

コースで頼んだら、いや料理が出るわ出るわ (去年も来たけどやってなかった・・・と女将さんに話したので、そのせいかも?)    一部紹介  生ハムサラダ

メインのチーズフォンデュ 思い出すなあスイス  ビールが空いてるんですけど  飲み放題コースなので気になる

プリップリ!  エビマヨ

〆のパエリアなんだけど、この前にパスタとピザも出てて・・・・糖質攻め  でも旨かったから今年も大満足

ベロンベロンで帰りましたとさ・・・覚えてないけど

翌早朝館内撮影

ここがグレードアップした談話室 

更に綺麗になったリビング しかも今年から週末だけレストラン開業

(翌日は試してみたかったけど・・・結局買出しで満足しちゃってダメでした 次回は是非!)

翌日は体内巡りから下降

あさイチから不動岩稜の「デビルズダンス:5.10a/b」マスターオンサイトのMさん

皆さんそれぞれ登りましたが、私は・・・体力温存計画で (-(エ)-)ノ” パス! 

なんせこちらをリードするつもりなので・・・不動岩稜と窓岩リッジの間「摩天の稜線」

赤枠はその下部  黄色矢印が取付きのクラック

で、これがスタート地点のボルト

ここから見るデビルズダンス取付きの皆さん

1P目4級 見ると岩が脆そうでしょう?  いざ登ってみると、見た目以上に脆いだけじゃなく、浮石だらけ  落石させずに登るのは至難の業 残置ハーケンも石器時代からのような年代物 じゃあカムはと言うと・・・岩が脆いのでカムの応力に耐えきれず壊れてしまいそうで・・・・当然、ホールドも、スタンスも、全部点検しないと登れません!  どうりで地元のクライマーもほとんど行かないはず  翌日再会した札幌の重鎮Mさんも登ったことないとのこと・・・いやはやどうなることやら

1P目終了点から  

あるメンバーからはここで「懸垂して帰ろ~よ~」の声が上がりましたとさ さもありなん

と言うことで、細心の注意をはらい登攀に集中したので写真少ないです  久々本気モード爆発

2P目3級・・・どこが3級?  って感じ  なんかフリーソロで登ってるようです

各終了点だけは、しっかりしてたのが救いでした  

東隣 不動岩稜のお不動様(赤)と体内巡りの登山者(黄)

やはり核心は3P目でしたかね 写真なし ルートミスって垂壁直上 戻るのが核心でした 正規ルートの左上するクラックは登りやすいです  カムも#4が使えて安心でした  でもルート自体が屈曲しているので、60mロープ2本のアップは重労働でございました フー ( ̄‥ ̄) = =3

ブッシュもあまり人が来ないらしく藪漕ぎ深い  

ブッシュ帯を抜けてここまでくるとやっと安心

写真を撮る余裕も出てきました

なんか、やっと落ちない岩場にたどり着いた感じ

真下に窓岩の窓

ここも何時かは崩落するんだろうなあ

頭上を越えていった保安庁のヘリ ホバリングで我々を看視して飛び去りました  最近事故が起こったようだからね

こちらが最終ピッチを登る私メです  かつてない程慎重に登りましたから時間もたっぷりかかりました

ラストP出だしは正面の垂壁へ登りたくなりますが(σ(^(エ)^ ;)だけか?)、右の凹角から登り、その後シンクラック直上が核心?  古いハーケン+カム#0~#2程度で補強して登りました  ここもロープアップが結構重くなります。

トポでは7ピッチですが、途中大岩塔の乗越でロープの流れを考え1P切ったので全8ピッチでした

ルート終了点から大岩登ってクライムダウン3mも決して安全ではなく、後続Mさんのように確保支点を取って降りてもらった方が良いかも知れません(リードは最後にフリーで降りる)  踏み跡を20~30m登れば遊歩道に出ます。 黄矢印の所にテープが巻いてあるのですぐわかります

ルーファイも難しかったし、結局7時間以上かかったようです 

しかし、その分喜びも充実感もひとしおでした  燃え尽きましたね σ(^(エ)^ ;)  生還の喜びとも言う


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