おんらく館~のこぎりものには福がある~

のんびり・ぼちぼち・気の向くままに・・・

出張演奏

2019-05-19 | のこぎり
本日は以前からお世話になっている港南区のアウトリーチ事業で「日野南コミュニティハウス」さんにて演奏してきました。



築10年目ということですが、とてもキレイで色々出来るんじゃないか?と思える施設でした。



地域活性という名目でお願いされるわけですが、プログラムに関しては「お任せします」の丸投げで毎回悩みます。。。

今回も同じパターンで、「60歳以上の方ばかりです」との連絡の後「お子さんも2,3人います」というのが来たり、その他色々ありまして、、、
今回に関してはプログラムは「当日のお楽しみ」とさせていただきました。

一応最初の数曲は決めておいて、後はご来場いただいたお客さまの様子や雰囲気を見ながら用意した伴奏CDをどの曲を再生するか決める、という形で進行しました。


事前の情報では、お年寄りと子供2,3人ということでしたが、直線情報+ふたを開けると比較的若い大人、親子、というのも目立った感じでした。


加えて、皆さん反応がよろしい!(笑)


今回これはやらないだろうな・・・という曲をいきなりやることになったり、
でもやるつもりの曲を上手くつなげられたり、

とにかく客席が良いと演奏もすごくやりやすくなります。

加えて、自分でも気持ちよく音を出せたと思います。


やはり音楽は生き物ですね!!


終わった後も「また聞きたい」という感想をいただけで、嬉しかったです。



そういえば、教室の生徒さんも何度も本番を経験しているんですが、
毎回「緊張して上手くできなかった」という感想をいただきます。

一方自分はあまり緊張しないんですが、
BSプレミアムの「マジックキャッスル」という番組を見て、ちょっと理由が分かりました。


マジシャンも「上手にやろう」と考えてステージに上がったら、きっと緊張して上手くいかないと思います。
一流になるほど「観客を楽しませる」ことにウェイトが高くなるんじゃないでしょうか。


これは「一流だから」とかいう話ではなくて、特に音楽の場合少々ミスってもマジックほど致命的になるわけではありませんし、それよりも舞台としての「エンターテイメント」が上手くいけば成功だとともっています。

これはのこぎり演奏を始める前に、大道芸一座と親しくなっていたことと、そもそも音楽より寄席芸の方に先に興味を持っていたことが大きいのだなと気づきました。

上手い下手と、良い悪いはその後についてくる話です。


お互いが笑顔になれる、そんな環境を今後も築いていきたいな、と思いました。。。