昨日、七沢森林公園で、縄文土器の野焼き会があり、その見学に行ってきました。
本当は日曜日予定だったのですが、雨天のため1日延期。
ただ、当日よりも、前日の雨の方が、薪、地面ともに水を含んでしまうのでよくない。と聞いていたので、果たして昨日、本当にやるのか?と半信半疑で向かいます。
七沢森林公園がまた広くて、キレイに整備されているものの案内が分りにくい。
ますます不安になりながらも歩くこと10分強。
どうやらあそこです。
十数人の方が作業、せっせと焼き物を並べていました。
力作ぞろいで、しかも大量!
一番外側にも、「土器を置くつもりで」という指導のものとレンガを並べていました。これは火の通りをよくする為です。
生徒さんたちにも、ベテランもいれば初心者の方もいらっしゃいます。
野焼きがどんなものか分らない僕にとっても、こういう説明は理解する上でとてもありがたいですね。
以下手順
まず土器の外側に、土台となる大きめの木材を並べます。
次に、それに斜めに立てかけるように、眺めの薪を置いていきます。
そして、その隙間に燃えやすい小枝や葉っぱをつめます。
それから、みんなでお神酒で献杯!
(勿論僕も参加しました)
そしてお神酒を指導者の伊福部先生が要所に撒いていきます。
そうして着火。
写真では陰になってますが、生徒さんのお孫さんが一緒に着火を行いました。(顔が隠れていてちょうどよかったですね・笑)
実はここからしばらくが大変でした。
というのも、最初に書いたように、薪がみんな濡れてしまっているためになかなか火がつかない。
点いても燃え広がらない。
過去最悪の条件だったようです。
それでも、皆さんの頑張りもあって、徐々に火も点いてきました。
それとともに、徐々に薪を内側へ内側へと並べていきます。
遠景
まあ、見学ということで行ったんですが、何もしないで眺めているのはどうにも心苦しくて、薪運びなどのお手伝いをしました。
この野焼きは、年に2回行っているそうです。
湿っていた大きな薪も、気がつけば燃え始めています。
条例的に焚き火が禁止されてから、こういう経験もなくなってましたので、火の熱さというものを久々に改めて実感しました。
途中から薪くべにも参加しましたが、とにかく近寄るのが難儀。
まずおでこ、そして頬がやけどするんじゃないか?と思うくらい熱いです。
その証拠(?)に、ふと足元を見たら、靴が一部溶けて焦げてました。
顔の熱さよけに、バイクのヘルメットは有効かと思ったんですが、伊福部先生に「ヘルメットが溶けるかもよ」と言われてやめました。
本当に溶けていたかもしれません。。。やめてよかった。。。(^_^;)
だいぶ野焼きらしくなってきました。
それでも普段より全然火力も弱く、また普段より2時間くらい時間がかかってようやくここまできた、という状態らしいです。
ちなみに、「縄文土器は火力が弱くて800℃くらいの熱で焼いている」と習いましたが、伊福部先生によると、実際は1000℃を超えていたそうです。
この野焼きでも、炎が黄色くなれば1000℃になってるそうですが、残念ながら今回の野焼きでは800℃くらいだったようです。
周囲の土器がある程度焼けて硬くなったら、次第に土器にかぶさるように長い薪を渡していきます。
乾いていれば、3メートルくらいの火柱が上がるそうです。
相当熱いだろうけど、見たかったな・・・
多分もっと焼いていたかったと思いますが、公園との約束もあり、日暮れを合図にトタンを被せていきます。
これで一晩蒸し焼き(?)にして、朝の4時ごろにはがして冷まします。
なので、何人かは公園に泊まりこんで番をします。
そして10時ごろにお返しをする。という段取りだそうです。
この前の日にも土器の下にトタンを敷いて、レンガを空焼き(水分を飛ばす)ということをしていたので、この野焼きには3日かかっています。
なかなか大変な行事ですね。
しかも後片付けがまた大変そう。。。(^_^;)
おそらく今頃はお返しされた頃じゃないでしょうか。
今回は悪条件の下での野焼きとなりましたが、無事に作品が焼きあがったことを期待します。
今度は、条件のよい時にもう一度参加してみたいですね。
それでも、未だに顔がほてってます。。。(笑)
本当は日曜日予定だったのですが、雨天のため1日延期。
ただ、当日よりも、前日の雨の方が、薪、地面ともに水を含んでしまうのでよくない。と聞いていたので、果たして昨日、本当にやるのか?と半信半疑で向かいます。
七沢森林公園がまた広くて、キレイに整備されているものの案内が分りにくい。
ますます不安になりながらも歩くこと10分強。
どうやらあそこです。
十数人の方が作業、せっせと焼き物を並べていました。
力作ぞろいで、しかも大量!
一番外側にも、「土器を置くつもりで」という指導のものとレンガを並べていました。これは火の通りをよくする為です。
生徒さんたちにも、ベテランもいれば初心者の方もいらっしゃいます。
野焼きがどんなものか分らない僕にとっても、こういう説明は理解する上でとてもありがたいですね。
以下手順
まず土器の外側に、土台となる大きめの木材を並べます。
次に、それに斜めに立てかけるように、眺めの薪を置いていきます。
そして、その隙間に燃えやすい小枝や葉っぱをつめます。
それから、みんなでお神酒で献杯!
(勿論僕も参加しました)
そしてお神酒を指導者の伊福部先生が要所に撒いていきます。
そうして着火。
写真では陰になってますが、生徒さんのお孫さんが一緒に着火を行いました。(顔が隠れていてちょうどよかったですね・笑)
実はここからしばらくが大変でした。
というのも、最初に書いたように、薪がみんな濡れてしまっているためになかなか火がつかない。
点いても燃え広がらない。
過去最悪の条件だったようです。
それでも、皆さんの頑張りもあって、徐々に火も点いてきました。
それとともに、徐々に薪を内側へ内側へと並べていきます。
遠景
まあ、見学ということで行ったんですが、何もしないで眺めているのはどうにも心苦しくて、薪運びなどのお手伝いをしました。
この野焼きは、年に2回行っているそうです。
湿っていた大きな薪も、気がつけば燃え始めています。
条例的に焚き火が禁止されてから、こういう経験もなくなってましたので、火の熱さというものを久々に改めて実感しました。
途中から薪くべにも参加しましたが、とにかく近寄るのが難儀。
まずおでこ、そして頬がやけどするんじゃないか?と思うくらい熱いです。
その証拠(?)に、ふと足元を見たら、靴が一部溶けて焦げてました。
顔の熱さよけに、バイクのヘルメットは有効かと思ったんですが、伊福部先生に「ヘルメットが溶けるかもよ」と言われてやめました。
本当に溶けていたかもしれません。。。やめてよかった。。。(^_^;)
だいぶ野焼きらしくなってきました。
それでも普段より全然火力も弱く、また普段より2時間くらい時間がかかってようやくここまできた、という状態らしいです。
ちなみに、「縄文土器は火力が弱くて800℃くらいの熱で焼いている」と習いましたが、伊福部先生によると、実際は1000℃を超えていたそうです。
この野焼きでも、炎が黄色くなれば1000℃になってるそうですが、残念ながら今回の野焼きでは800℃くらいだったようです。
周囲の土器がある程度焼けて硬くなったら、次第に土器にかぶさるように長い薪を渡していきます。
乾いていれば、3メートルくらいの火柱が上がるそうです。
相当熱いだろうけど、見たかったな・・・
多分もっと焼いていたかったと思いますが、公園との約束もあり、日暮れを合図にトタンを被せていきます。
これで一晩蒸し焼き(?)にして、朝の4時ごろにはがして冷まします。
なので、何人かは公園に泊まりこんで番をします。
そして10時ごろにお返しをする。という段取りだそうです。
この前の日にも土器の下にトタンを敷いて、レンガを空焼き(水分を飛ばす)ということをしていたので、この野焼きには3日かかっています。
なかなか大変な行事ですね。
しかも後片付けがまた大変そう。。。(^_^;)
おそらく今頃はお返しされた頃じゃないでしょうか。
今回は悪条件の下での野焼きとなりましたが、無事に作品が焼きあがったことを期待します。
今度は、条件のよい時にもう一度参加してみたいですね。
それでも、未だに顔がほてってます。。。(笑)