日本語の「は」と「が」について。

象は鼻が長い=∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&∀z(~鼻zx→~長z)}。
とりあえず「三上文法」を「批判」します。

(1064)確率の自主練習問題(赤玉2個、黒玉4個)。

2022-04-17 19:50:25 | 場合の数

(01)
[問題1]赤玉2個、黒玉4個が入った袋から3個の玉を同時にとりだすとき、少なくとも1個(従って、1個、または2個)の赤玉が含まれる確率を求めよ。
然るに、
(02)
ABCDEF}からの「3個」であるとして、
赤玉0個⇔黒玉3個
赤玉1個⇔黒玉2個
赤玉2個⇔黒玉1個
従って、
(02)により、
(03)
「全体の場合の数(6P3)」から、
赤玉0個⇔黒玉3個
である「場合の数(4P3)」を「引き算」をして、「その値」を「全体の場合の数(6P3)」で「割り算」をすれば、
赤玉1個⇔黒玉2個
赤玉2個⇔黒玉1個
である場合、すなはち、
少なくとも1個(従って、1個、または2個)の赤玉が含まれる確率」を求めることが出来る。
従って、
(01)(02)(03)により、
(04)
〔解答1〕は、
{(6P3)-(4P3)}÷(6P3)=
{(6×5×4)-(4×3×2)}÷(6×5×4)=
(120-24)÷(120)=4/5=0.8
であるに、違ひない。
(05)
[問題2]赤玉2個、黒玉4個が入った袋から3個の玉を同時にとりだすとき、赤玉が1個だけ含まれる確率を求めよ。
然るに、
(06)
赤玉1個⇔黒玉2個
ならば、そのときに限って、赤玉が1個である。
然るに、
(07)
ABCDEF}
であるため、すなはち、
  {CDEF}
であるため、「黒玉2個」である場合の「場合の数」は、
4P2=4×3=12通りである。
然るに、
(08)
例へば、
② CD といふ「1通リ」に対しては、
CD CD CD CD CD CD
といふ「6通リ」がある。
従って、
(07)(08)により、
(09)
〔解答2〕は、
6×4P2=6×(4×3)=72通り。
を「全体の場合の数(6P3)」で「割り算」をすれば良く、従って、
72÷全体の場合の数(6P3)=72÷(6×5×4)=72÷120=0.6=3/5
であるに、違いない。
(10)
[問題3]赤玉2個、黒玉4個が入った袋から3個の玉を同時にとりだすとき、赤玉が2個含まれる確率を求めよ。
然るに、
(11)
赤玉2個⇔黒玉1個
ならば、そのときに限って、黒玉が1個である。
然るに、
(12)
ABCDEF}
であるため、すなはち、
  {CDEF}
であるため、「黒玉1個」である場合の「場合の数」は、
③ C D E F
による、4P4=(4×3×2×1)÷4!=1通り。
である。
然るに、
(13)
③ C といふ「1通リ」に対しては、
C  C  C C
といふ「6通リ」がある。
従って、
(12)(13)により、
(14)
〔解答3〕は、
6×4P4=6×4×3=24通り。
を「全体の場合の数(6P3)」で「割り算」をすれば良く、従って、
24÷全体の場合の数(6P3)=24÷(6×5×4)=24÷120=0.2=1/5
であるに、違いない。
然るに、
(15)
 ―(6C3×3!)は(6P3)である。―
C  C  C C
D  D  D D
E  E  E E
F  F  F F
CD DC CD CD DC DC
CE EC CE CE EC EC
CF FC CF CF FC FC
DE ED DE DE ED ED
DF FD DF DF FD FD
EF FE EF EF FE FE
CD DC CD CD DC DC
CE EC CE CE EC EC
CF FC CF CF FC FC
DE ED DE DE ED ED
DF FD DF DF FD FD
EF FE EF EF FE FE
⑦ CDE CED DCE DEC ECD EDC
⑧ CDF CFD DCF DFC FCD FDC
⑨ CEF CFE ECF EFC FCE FEC
⑩ DEF DFE EDF EFD FDE FED
従って、
(01)~(15)により、
(16)
[問題1]赤玉2個、黒玉4個が入った袋から3個の玉を同時にとりだすとき少なくとも1個(従って、1個、または2個)の赤玉が含まれる確率を求めよ。
[問題2]赤玉2個、黒玉4個が入った袋から3個の玉を同時にとりだすとき、赤玉が1個だけ含まれる確率を求めよ。
[問題3]赤玉2個、黒玉4個が入った袋から3個の玉を同時にとりだすとき、赤玉が2個含まれる確率を求めよ。
に対する〔解法〕と〔解答〕は、以上の通りで、「正しい」。