松庵

シナリオライター
&絵コンテマンな
松浦の軌跡。

書き方が分からないときは読むしかない

2012-08-21 14:55:41 | なんでもない日々
先日書いた、おもしろくない病が発症したときの記事。
どんな話だったか覚えている人はほとんどいないと思うので、まとめておくと「まぁがんばれ」ということになってしまっています。
あんまり「ど根性!」と訴えるのは好きじゃないので追加です。

楽に読める作品をストックしておくというのは大切だな、と思うのですよ。
文芸よりコミック。それも、冬目景とかそういうのじゃなくて、エロバカアニメの原作みたいなの。
間違っても、小林源文とかはダメですよ。すさんじゃうから。

作品作りにストイックに、真剣に取り組む人ほどこういう軽い娯楽作品をバカにする傾向があるのですが、たまったガスは抜くしかないんですよ。
本当にバカバカしい物語にも、良質なものと悪質なものがありましてね。良質なものを読むと、すかっとするんです。
悪質なのはダメです。
「こんなのが許されて、俺の作品が(以下略)」となってしまいますから。

具体的な作品を挙げてみろよ。
とかいわれても、こればかりは個人の嗜好の問題ですから。
ただ、どんなにバカなテーマでも、作り手が真剣に取り組んでいると思われるものを選ぶようにしています。
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残暑見舞い書いたよ

2012-08-20 20:33:02 | なんでもない日々
ちょっと前に暑中見舞いの話題を書いたような気がしていましたが、いつの間にか残暑見舞いになってしまいましたよ。
撮りためてあった写真からお気に入りをピックアップして、メッセージを添えて、印刷したよ。
明日にでも投函できそう。

いろいろと義理で送らなきゃならないところもあるのだろうけれど、年賀状はともかく、残暑見舞いくらいは自由にやりたいなぁ。というわけで、仕事関係は一切出しません。
純粋に、この人たちに送りたいな、と思う人に送ります。
グリーティングカードってそういうものじゃないですか。本当はね。

あ。
でも、住所がはっきりしない人には送れないので。
「俺のところに送らないとぶん殴っちゃうからな!」
とジャイアンを決め込んでも、届かないものは届きませんよ。
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なぜアップル? そしてなぜワード??

2012-08-19 13:55:31 | なんでもない日々
いつも不思議に思うことがありまして。
それは、出版業界の使用機種とソフトのことなんですけどね。
今日はそんな話でも。

まあ、一昔前なら分かりますが。
今でもアップル信者で溢れかえるのが医療と出版ですよ。
好きなんだよなぁ。みんな。
Macintoshの時代ならわかりますよ。そりゃ、DTPやらの都合でね。
でも今のアップル社の商品に当時の面影があるのか? ちょっと疑問です。
面影という言い方がまずければ、連続性と言い換えてもいい。
とにかく、乗り換える機会はいくらでもあったはずなのです。

そしてさらに不思議なのは、原稿のこと。
なぜかワード。
いや、最後までワードっていうわけじゃもちろんないんでしょうけど。入稿の段階ではテキストかワード(ゲーム系だとテキストです)。
字数、行数を厳密に管理するなら一太郎だろう、と思うのですがなぜかワード。

なんでなんだろうなぁ。
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おもしろくない病が発症したら

2012-08-18 15:05:00 | なんでもない日々
文章を書いていると、特に物語を作っているときなんですが、俗に言う「おもしろくない病」にかかります。
スランプともちょっと違う、書いても書いても、ちっともおもしろく思えないこの病気。
今日はその話。

企画書が門前払いにあったりすると、この状態になりそうなものですが案外平気なものです。
門前払いというのは失礼なようで、実はありがたいのです。
逆に、一見食いついたようにみせておいて、その後スルーというのはつらい。
相性が悪かったでは済まないからです。仕事を進める過程での、自分の力に問題があったと思ってしまうからです。

いったんこの状態に陥ると、もうなにを考えてもつまらないものに思えてしまう。
こういうときの対処法として、よく「気分転換に映画でも」とか「好きな本でも読んで」などというアドバイスが掲示板にあったりしますよね。
でも、あえてここは執筆に向かってみませんか? と提案します。
ただし、やることは新作の執筆でもないし、企画書の作成でもありません。
以前書いた自分の文章の推敲、または読み返すだけです。
煮詰まっている=ミクロになっている視点を少し引き戻してやろう、というわけです。
意外と効果がありますよ。
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このブログのコメントとトラックバックについて

2012-08-17 15:13:11 | なんでもない日々
滅多にコメントがつかないブログですが、ごくまれに足跡を残していって下さる方と、よく分からない「バッグだとかアクセサリーを販売しています~」というようなスパムが残っていることがあります。
そこで、時々書いていることですが改めて。

このブログの方針として、コメントには必ずレスします。
ただしそれは記事と関係のある、スパムではないと松浦が判断したものだけです。スパムと判定した場合は削除します。
例外はトラックバックです。
こちらは原則放置します。そのほとんどは、記事とは無関係のものです。しかしその都度、確認して削除することはいたしません。

ひとつは、ブログ運営の省力化のため。
もうひとつは、ブログがブログであるための条件というか、必然性ってなんだろう? ということを考えているからです。
たとえほとんど関係がないような記事であっても、トラックバックという仕組みを選別して否定してしまったら、もうそれはブログではないと思えるからです。
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文学を語るつもりはないけど

2012-08-16 11:02:44 | なんでもない日々
15年くらい前でしょうか。
コミックの話ですけど、作家性を重んじる小学館と編集部主導の講談社、みたいに語られていた時代がありました。局地的なのかもしれないですけどね。
それからずいぶんたって、仕事柄コミックやライトノベルなどを読んでいるのですが、その間の変移というか、トレンドみたいなものについて考えてみたいと思います。

今思うと、講談社の編集部主導方式なんてかわいいものですね。
ここ数年の作品群をみると、特にライトノベルなどは素人目にもその作品の背後にあるデータベースが透けてみえるようなものばかりです。
確かに、売れ筋の商品はおいしいかもしれない。だけど、その食材は相当な味音痴でもない限り誰にでも言い当てられる。
そんな感じです。

当時と今の間であった変化というと、いつまでも止まらない出版不況でしょう。
本が売れない。そうなるとタクシーじゃないけれど、発刊点数を増やす。一冊あたりが売れない。の悪循環。
そこで会社がとる方針はふたつです。
ひとつは、二匹目、三匹目のドジョウを狙う。安全確実路線です。
もうひとつが、これは新人賞に関係するのですが、すでにネットで公開されていたりして、一定のファンがついている作者を呼び込む。
つまり、自分の客は自分で連れてこい。ということです。

究極の迎合主義時代が来ているような気がするよ。
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電子書籍はまだまだだな、と思ったよ

2012-08-15 13:08:15 | なんでもない日々
ちょっと本棚を眺めてみて、ふと思ったことです。
最近入手したものは、ほとんどアマゾン経由で届いたものばかり。
で、アマゾンからはせっせとおすすめの本を紹介するメールが送られてくるのだが、これを検索してみるとその9割が紙でしか読むことができない。

もちろんアマゾンのおすすめは、その人その人でカスタマイズされているから、誰にでもこの数字が当てはまるとは言わないが、それでもやっぱり新刊を読みたいと思ったら紙の本を買うしかない状況なのは確かなようだ。
コミックなどかさばるものは、できれば電子書籍で読みたいと思うのだが、なかなか。

結局のところ、一番本が流通しているところで、紙の本と同じように(より簡単に)電子書籍を手に入れられないのなら、やはり普及は難しいのではないだろうか。
ポチるなんて言葉がある。
今やネット通販に抵抗を感じている人はそんなに多いとは思えない。
だとしたらあとは、ラインナップの問題だろうと思うのだが。
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アライブorアライブ

2012-08-14 16:47:47 | なんでもない日々
実家に来ています。
弟が3DSでデットオアアライブやってます。
なんでも、これが最近のストレス解消法なのだとか。

ちょっと待て!
それって、とっても難しいアーケードのあの格ゲーでしょ?

というのは違っていたようです。
時代は変わりました。
今や、腕を上げるためにこつこつと時間とお金を費やす人などいないのでしょう。
イージーモードでさくさくと先に進んで、爽快感を味わうゲームに変わっていましたよ。

全然、デットじゃないよ。
死にそうな気配すらない。
適当にボタン連打で、楽勝です。

いいことなのか、悪いことなのか。
とにかく、気軽であること。ファストフード的であることが、エンターテイメントにも求められているんですねぇ。
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メールで返事がもらえないなら電話しかないよなぁ

2012-08-13 12:24:36 | なんでもない日々
ストーカーじゃないですよ。
仕事の話です。

お盆休みに入ってしまった今となっては、すでに手遅れかもしれないが。
でも1週間以上放置されているのだから、電話の一本くらいは入れても嫌がらせにはならないはずだ! たぶん……。

でも、電話って苦手だな。
新入社員研修の時からいやでいやで。もうね、モジュラー引き抜いておこうかと思ったくらい。
用があるなら、メールかチャットでお願いします。っていう姿勢で生きてきたから。だから、都合のいいときだけこっちから電話するというのは気が引ける。
でも自由業の今となっては、そうもいっていられないんだよなぁ。
苦手なら苦手なりに、準備を整えて用件だけでも足さないと。

基本的に、普段誰とも話さない生活だから。
だから声を出すことに抵抗があるのかもしれない。
いっそ、ペーパーを作ってから電話するか。
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どことはいわないが

2012-08-12 20:40:00 | なんでもない日々
なんだか肩すかしばかり食らっているような状況ですよ。
仕事を投げて、締め切りも設定したのなら、こちらはそれを守る。その代わり、状況が変化したのなら、説明してもらわないと動きがとれない。
どうも、とある会社はその辺の連絡が非常に悪いんだよなぁ。
投げっぱなし。
フェードアウトは当たり前。
なんだか悪意すら感じるよ。まあ、悪意っていうのは被害妄想だろうけど。
実際は、人手が足りていないとかそんな理由なんだろう。
でもその状況をよしとして、改善しないのなら、やっぱり悪意の存在を感じるなぁ。

けれど、別に松浦は月給で雇われている従業員でもなければ、出資している社員でもないのだから。ダメだと思ったら、距離をとるだけ。
それしかできないよな。
そして同じ轍を踏まないように気をつける。
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