ふと、自分が10代の頃に憧れていた日産テラノという車のことを思い出しました。大きくて立派な4WD車です。今で言うSUVではなくて、クロカンとかそういう車でした。エンジンは3000ccとかあったと思います。
ちょっと調べてみたら、2002年までは売られていたようですね。
それから失われた20年が過ぎました。
この間、車の性能といえば燃費や排ガス規制の話ばかりで、本当に欲しい、乗ってみたいという車は減ったなと思っています。
同じ性能なら、省燃費で経済的なものの方がよい、ということには同意できますが、それだけではその市場は広がらないのではないかと思っています。
楽器も同じじゃないかと思っていて、ピアノやヴァイオリンなど、古い楽器の方がありがたがられるのもそういった理由なのかもしれません。ピアノなど、かつては一枚板で作られていたものが、今は合板だったりするらしいので。
ちなみに、20年前の車でリッター10km台だったら上出来だと思いますが、今の車は実燃費リッター20km台近くで走りますね。しかし、20年前はレギュラーガソリン1Lが100円しなかったことも考えないと。