ひとひらの恋が降る

久々に、やぶうち優の漫画読んだなぁ。
いつの間にか、北海道の人になっていたなんて驚きだ。

ま、作者のことは置いておいて。
人物配置とか、出し惜しみしない展開の早さとかは見習うべき点がたくさんあります。それと同時に、ちょっと手慣れすぎてきたかな。と思う節があるのは、松浦がひねているせいでしょうか。

あえて、いってしまうならば。
『どっかで見たような話』の域を出る部分が少ないのです。
まあ、それはそれで楽しいんですけどね。形式美ってやつですよ。


でも、今回つくづく思い知らされたことが一つ。
もう若くないや、俺。
あー、若いっていいなー。なんか、生きてるのがつらいなあ－。
早く終わらないかな、人生。

そんな気分になりました。
仕方がないので、読み終わったあと急いで地獄少女を見たのは輪入道と自分を重ねるためだったような気がします。
数年前だったら、一目連と重ねたかもしれないけれど、もうダメポ。