松庵

シナリオライター
&絵コンテマンな
松浦の軌跡。

我が保険会社との闘争(0)

2011-08-28 15:22:33 | なんでもない日々
すべては、平成23年8月26日午後3時40分に始まった。

松浦の愛車は、幅10mはある優先道路を直進していた。
T字路にさしかかったものの、見通しはよく、また発車して間もないためスピードも制限速度内。

ところが悪夢の始まりはその直後だった。
T字路の中央を抜けたあたりで、進行方向左になぎ払われるような衝撃が走った。
なにが起きたのか。認識するまでに、時間がかかった。

なんとも信じられないことだが、爆走してきた龍生タクシー(仮)に愛車の後部右側の破壊されていたのだ。
右後輪を引きずるようにして、松浦の愛車は交差点を脱出。路肩に停車した。
そして、すぐさま110番通報をした。
が、鼻っ面をへこませたタクシーは逃走。
110番通報時、最初の一言は「当て逃げされました」だった。

その後、龍生タクシー(仮)が無線で本社とどんな取引をしたのかはわからない。
運転手が入れ替わっていたとしても、うかがい知ることはできない。

ほぼ四分後、正面をへこませたクラウンの運転手、本間孝四郎(仮)は松浦の停車しているあたりに近づいてきて、いいわけを始めた。
「あなたが優先道路を走っていたのは事実だが、わたしは一時停止をした」
と。
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