音楽療法のライブ日記

音楽療法士がお届けする、日々の活動記録と情報発信のブログです。

評価方法の選択

2009-09-28 18:52:04 | 研究関連
昨日、内々で開催されたある研究会に参加してきました
回想法に関する内容でしたが、研究者が実践結果を
分析する時に使用する「評価方法の選択」の難しさを感じました。

実践(セッション)は、実験以外の研究には
必要となるプロセスです。
ところが、その実践内容を分析に繋ぐ時に使用する
評価方法が、研究の目的に大きく影響することになります

研究的には先行研究において安定して利用されている評価法を
用いることが多くなりますが、実際には実践の場において、
その評価法に理解を得られていないことがあります。

分かり易く言えば、研究社会と現場(実践)社会において、
その方法に対する評価が大きく異なるということです。
私が大学院時に、公開されていない評価方法を購入してみましたが、
とても研究対象者の方に使っていただける
内容ではなく、大変驚いたことがあります。

研究社会は、変化している一人ひとりの生活に添った
評価方法を作成する必要があります。
研究が多くの皆様にしっかりと還元され、役立つためにも・・・