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音楽療法のライブ日記

音楽療法士がお届けする、日々の活動記録と情報発信のブログです。

季節の歌と鼻歌♪

2020-07-19 06:48:48 | 音楽療法実践
昨日から梅雨らしさが薄らぎ、今朝も5時半から
蝉の鳴き声が目覚ましの役割をしています

よく聞いていると、鳴き始めは序章のようにゆっくり始まり、
徐々にクレッシェンドしていき、大きなビートを刻みながら
ハーモニーのようにも聞こえてきます。
その波が繰り返されていきますが、蝉の鳴き声を通奏低音のような
BGMに取り入れて誰か夏の交響詩でも作ってもらいたいです

日本では四季を感じながら脳も身体も一年というスパンに
じっくりと向き合うことが出来ます。
4ヵ月振りに音楽療法が再開されましたが、波音箱による海の音や
夏の季節をたっぷり感じていただくメロディが流れる「その時間」と
「その場」を共有することの大切さを感じました。
参加者及び関係者はマスクは勿論、私はフェイスシールドを付けて
距離もしっかり取りながら、三蜜を避けての時間でした

久し振りの再開の朝から意識していない鼻歌が出てきました。
朝一番には♪五匹のこぶたとチャールストン、家事が始まると♪愛の讃歌、
出かける頃になると♪涙のリクエスト・・・
意識していないのに、最近聞いた曲でもないのに、ファンでもないのに・・
脳を検査して欲しいと思うほど、不思議な鼻歌が出てきました・・・

私には日々良くあるこのお任せ鼻歌、自然体鼻歌ですが、
不思議に思う気持ちはそんなに悪くは無く、むしろ楽しいです


7月の音楽療法プラン♪

2020-07-01 23:08:24 | 音楽療法実践
7月に入りました。
まだ梅雨入りの最中ですが、気分だけは‘夏’を感じています
歌うことのリスクが多いので今日現在は音楽療法が始まっていませんが、
7月1日のプランを考えてみます

プランを考える時に私は先ず「今日は何の日?」を含めて
季節感を大切にしたいと思っています。
日本には素晴らしい季節があり、気分も常に変化していきます。
歳時記において7月1日の記念日を確認すると「山開き」「海開き」
「東海道本線全通記念日」「童謡の日」「函館港開港記念日」「琵琶湖の日」等々。

記念日に纏わる音楽も多くあることが分かります。
海の歌、山の歌、童謡などは多くの歌がすぐに浮かんできます。

明治22年に新橋から神戸までの東海道本線が全線開通したことから、
♪鉄道唱歌(明治33年5月)の歌作られ1番~66番まであります。
♪汽笛一声新橋を~から始まり、横須賀、小田原、御殿場、沼津、
三保の松原、浜松、豊橋、熱田、名古屋、関ヶ原、琵琶湖、彦根、
山科、祇園、清水、加茂川、淀川、梅田、難波、有馬山、神戸へと続きます

名所が沢山出てきて駅名や地名を地図で辿りながら歌えば1日では終わらず、
更に当時の歌には歴史も地理も時には笑い知恵も含んでいて、とても楽しめます
汽笛の音色を追加すれば歌だけの旅行気分で盛り上がります。

函館港と言えば、♪函館の女(歌:北島三郎さん)が浮かび、
さらに港に纏わる他の歌にも繋がっていきます。
琵琶湖の歌も同様に拡がりを持って歌うことができます。

我が家の季節の色紙は7月7日の七夕さまに変わりました
地域の音楽としても誰もが共有でき、世代間交流にも活用できます。

日々の暮らしの中で季節の歌も口ずさんでみませんか?

鉄道唱歌 第五集「関西・参宮・南海線」

2019-12-01 19:31:27 | 音楽療法実践
一昨日の金曜日に交野市高齢介護課主催の「介護予防・健康づくり講演会」において
音楽療法の講演と実践を2時間させていただきました

実際に一度もお訪ねしたことが無く、地域のことや歴史などを事前に調べていると
鉄道唱歌の第五集「関西・参宮・南海編」に記載がありました。

六「飯盛山をあとにして 星田すぐれば津田の里 
  倉治の桃の色ふかく 源氏の滝の音たかし」

(参考文献:『鉄道唱歌(増訂版)2000 野ばら社』
明治5年に新橋~横浜間を汽車が初めて走り、汽笛一斉新橋を~
鉄道唱歌として作曲されたのは明治33年です。

その歌をご紹介するとご存知の方もおられ、
やはり地域性が高いことが分かりました。
地理の教科書としても使われたように記憶しています。

終了前に質疑応答の時間になり、お一人の女性の方が
昭和25年12月25日にここの地域が電化された思い出とともに
♪鉄道唱歌の替え歌を歌われ、
電化されたその頃のことを沢山思い出して嬉しかった気持ちを
伝えられました。

まさに60有余年前に地域で流行した替え歌が今でも
鮮明に記憶に残り、歴史としても若い職員さんたちに
伝えていただいたことは嬉しく思いました。

帰宅して調べてみると、四条畷駅~長尾駅間が電化された日は
昭和25年12月25日として記載されており、
片町線が昭和63年から現在の学研都市線になっていました

記憶に深く残っている音楽はお一人おひとりに沢山あると思います。
唱歌や季節の歌、映画音楽などの懐かしい音楽から
穏やかな回想に繋がっていただけたら幸いです。

多くの皆様との「一期一会のひと時」に感謝です








小春日和の歌♪

2019-11-23 16:53:52 | 音楽療法実践
何気なくふと口ずさむ歌があります。
数日前に朝起きたてふとげに小春日ののどけしや~♪と
歌いだしていました。
この歌を歌おうと思っているのではなく、思わず口ずさんでいました。
その日の音楽療法の予定にはなかったのですが、急遽ご一緒に歌うことにしました。
大正2年、文部省唱歌の♪冬景色です。

暦は立冬に入っていますが、穏やかで暖かい縁側に座っているような
心地良い「小春日和」という言葉が醸し出す雰囲気に浸ります。

BGMで♪秋桜(こすもす)のメロディが穏やかに流れます。
四季折々の音楽がありますが、その当日の天候や出来事などによって
プランには無い音楽を入れることがあります。

先週は難病交流会で音楽療法をしました。
秋らしい景色や雰囲気のある音楽をご一緒したいと思い、
珍しくバイオリンと電子ピアノ演奏で映画音楽の鑑賞を入れました。
「バイオリンの音色を聞いた途端に涙が出てきました」
「久しぶりの映画音楽を聞くことが出来て嬉しかったです」
「やはり生演奏は良いですね」 等々

音楽の要素は余りにも多くあって、当日まで色々と悩みながらも
「その時だけ」のライブ感を大切にしたいと思っています

やはりその日も皆様の笑顔やお言葉かけなどのパワーをいただいて帰路に着きました。
本当に多くのご配慮とお力添えをいただいた関係者の皆様にお礼を申し上げます





ライブならでは♬

2019-10-05 07:07:43 | 音楽療法実践
やっと秋らしい風をゆったりと感じる季節になりました

先週から今週にかけて単発の音楽療法の実践が続き、
少し身体はバテていますが心は爽やかです。

春からの現場の多忙さで疲弊が見受けられる新人看護師さんへの
音楽療法として昨年に続いて依頼を受け、二日連続で行きました。
音楽療法のひと時でリフレッシュして明日への活力にして欲しいと
切に願うご依頼者の気持ちをひしひしと感じながらの実践でした。

若い爽やかな歌声や多くの音色を体験しながら溢れる笑顔に
やはり私たちがパワーをいただきました。

続いて、認知症の患者・家族会への音楽療法の実践でしたが、
恒例になっていましたのでいつもの参加者の皆様のお顔を
思い浮かべながら現場に行きました。
会場の準備をしていると一組のご夫婦が来られて受付をされています。
奥様が認知症を患っておられ初めてのご参加でした。

一応進行プランは大まかに作って準備をしていきますが、
久し振りに患っておられるご本人が参加されたので
急遽進行が変わることになります。
「脳トレ」や「デュアルタスク活動」になる交換唱などは
難しいと判断し、懐かしいご自身で歌える活動から始めました

秋の唱歌や歌謡曲はしっかり歌唱されていました。
少し安堵しながら、簡単な楽器活動へと進みました。

10年ほど認知症を患っていた義母のことを思い出しました。
私のことは分かりにくくなっていてもしっかり歌えていました。
一緒に歌うことによる安堵感、達成感も含めて
ご本人が落ち着く「居場所」になります

ライブならではの活動記録をゆっくりまとめたいと思います






梅雨の季節の音楽♪

2019-06-29 17:46:12 | 音楽療法実践
関西もやっと梅雨入りして蒸し暑くなり、時折雨音が聞こえてきます
「蛍を見に行ったけど今年は少ないように思う」と
音楽療法に参加されている方から季節の話が聞けました。

ずっと雨が続くと少し不便な日常になりますが、
実は雨音が聞こえてくると落ち着いた気分になります。
晴れた日は何かと活動しやすいこともあり忙しいですが、
雨の日は落ち着いて読書、演奏、片づけなどをする時間が
多くなり嫌いではありません。

実践で雨の歌や音楽についてお尋ねすると、
♪シェルブールの雨傘、♪雨に唄えばなどの映画音楽を始め、
♪雨の御堂筋、♪雨(歌:三善英史)、♪雨の慕情、♪城ヶ島の雨
♪あめふり、♪有楽町で逢いましょうなどが次々と上がりますが、
何処でも真っ先に上がるのは♪雨降りお月さんです

10年以上前なら、♪雨のオランダ坂、♪或る雨の午後、♪雨のブルース
などの歌も上がりましたが、少しずつ年代が変化していることを感じます。

色々と上がった雨の歌の中から選曲して歌唱や楽器活動をしますが、
♪あめふりと♪かたつむりの同時唱も参加された皆様と楽しめます。

縁起物として和傘をお嫁入り道具に持ってきたという話、
恋人は相合傘ができるから雨も楽しめるという話・・・
雨にまつわる話題や歌であっという間に時間が過ぎ、
鬱陶しい雨の季節を楽しめています



‘パーキンソン病患者・家族会’の音楽療法♪

2019-04-12 07:08:13 | 音楽療法実践
散り始めている桜もありますが、まだまだ見頃の桜を愛でながら
平成31年度第1回の‘パーキンソン病患者・家族会’として
昨日音楽療法が実施されました

年に5回ほど活動が予定されている会ですので、今回は平成最後になります。
19年目に入っている活動ですが、始めた頃には元号が変わる時まで
継続できるとは思っていませんでした。

今回は偶然20数年振りに出会った懐かしい音楽仲間がコーラス活動を
されていると知り、今回お声をかけさせていただきました。
春の歌などの鑑賞とともに皆様と一緒に歌うひと時もいただきました。
患者さんから「アンコール!」の声が上がるなど和やかな雰囲気でした。

お互いに音楽とは切り離せない生活をしていたことを嬉しく思い、
楽しまれているコーラスとご自身の飽くなき向上心に心が弾みました。
そして、改めて思うことですが、‘ライブ’は最高です

先日もある地域からのご依頼がありお話をうかがうと、
「生演奏と皆で歌うライブ感」の魅力を伝えていただきました。
最近は音楽機器の発達もあって生演奏のライブが減ってきました。
テンポ、音程、リズムを調整できることもライブの魅力ですが、何といっても
その場、その時の雰囲気を感じながら一体感を共有する魅力があります

難病であるパーキンソン病の症状として歩行と身体のバランスの不安定が
ありますので、今まで参加されていた人が転倒で骨折されるなどのご報告があり
徐々に参加することが困難になっている人が増えています。

参加されている皆様がお互いの体調を労り、情報交換とともに
温かい雰囲気の中で音楽のシャワーを浴びて、次回の再会を楽しみにされる姿に
‘明日への優しさと元気’をいただいて帰路につきました

新人看護師さんへの音楽療法♪

2018-09-29 17:45:50 | 音楽療法実践
新人看護師さんへの音楽療法のご依頼をいただきました。
今年度から病院で初めて働き始めた新人看護師さん達への
音楽療法の依頼内容には、
「普段緊張の高い職場で頑張っているので
気持ちを楽に、癒されるひと時を通して自分を大切にして欲しい」
とありました。

多岐にわたる医療の領域で新人看護師さんとして働き始めて
5ヵ月が過ぎ、ともすれば迷いや疲れがたまってきたこの時期に
音楽療法の研修を受けて欲しいという教員の温かく、優しい
ご依頼の気持ちを聞いて胸が熱くなりました。

医療の現場で「役に立つ音楽」というよりは、何より自分自身の身を
音楽療法のひと時に委ねて、心軽く、明日へ向かう気持ちとともに
癒されて欲しいと願われていました。

お互いの笑顔が見られ、寛いだ雰囲気の中で音楽を楽しんで
いただけるように大まかなプランを考えました。
ただ、プラン内容を考える時はいつもの事ですが、悩み多く迷える時間が続くことになります。
さらに、当日の‘その時’の雰囲気で臨機応変に内容を変えていきます。

〇多くの楽器の音色を楽しみながら、楽器に触れて同期の皆と一緒に演奏すること。
〇普段できない輪唱や斉唱を楽しみ皆の声に包まれる体験をすること。
〇童謡やわらべ歌などの愛らしい歌で心を軽くしながら手遊びを楽しむこと。・・等

少しだけ、私たちは音楽療法士としてではなく、個人の人生経験の中で
看護師さんとの思い出深い出会いや感謝の想いをお伝えしました。
終了後に担当教員から、「看護師の大切な役割があることを思い出し、
明日からの仕事を頑張ろうと思えた」と、アンケートの声を聞かせていただきました。

教員からは、「看護師さんたちが、笑顔で楽しそうに過ごしている姿を見て、
嬉しく思いましたし、私自身も楽しめました」とお伝えいただきました。
私たち音楽療法士にとっても、爽やかで素直な歌声に包まれた感動を
味わわせていただいたひと時になり、感謝の気持ちでいっぱいです。

最後に・・・
大切なあなたの人生に寄り添ってくれる音楽があることを忘れないで

新人看護師さんへの音楽療法♪

2018-07-08 17:59:37 | 音楽療法実践
久しぶりに家族が入院する機会があり、
改めて看護師さんの仕事に頭が下がる思いです。

医療行為だけではなく、入院の日々において患者及び家族に対して
スマートに不安感を拭いながら、安心感、信頼感を抱かせてもらいました。
人の命に直接関わる執刀医は勿論ですが、医師よりも入院中には本人と
家族に多く関わって日常生活を含む質を高める援助も仕事に含みます。

入院している間に日替わりで関わっていただいた看護師さんは個性的でした。
ユーモアがあって思わずほっこりさせてもらった人。
真面目で几帳面な人。臨機応変で器用な人。。。。

長引く入院では無いことが分かっていましたので、
不安だったのは手術当日と翌日くらいで、
他の患者さんも含めて個性豊かな人間観察をすることが楽しみでした。

そんな利他的な仕事として我が身を律する中で、
看護師さんのストレス軽減及び気分転換について
考えてみる機会になりました。

新人看護師さんのストレスフルな日々に対して依頼があった
‘音楽療法のひと時’をどのようにしたら良いのか・・・。
本来は個人嗜好の音楽に浸ることを薦めたいところですが、
同僚と共に癒されるひと時を過ごすための音楽の要素は
何が適して、何が利用できるのか・・・。

担当領域は小児科、内科、外科、新生児集中治療室、産科など
多岐にわたり、日々の生活に余裕が無いことは想像できます。
平成の時代は来年で終わりますが、新人看護師さんの多くは
平成8年、9年生まれという新人類です。

大流行した♪だんご3兄弟は約3才頃に片言で歌い、
小学校に上がった頃は♪世界に一つだけの花が大ヒット
阪神・淡路大震災の記憶はありませんが、中学生の時には
東日本大震災のニュースが記憶に深く残っていると思われます。

青春の頃になると音楽はダウンロード時代に入り、
AKB48などのグループやジャニーズの嵐などで
ヒット曲が席巻される時代と言われていますが、
スマートフォンを誰もが持っている20才代は
音楽の嗜好は益々個別性が高くなり、
流行であるヒット曲は掴みにくくなっていると考えられます。

普遍的な音楽の分野などと共に、体験できる楽器活動の時間も含む
多くの引き出しを準備して、当日の雰囲気で臨機応変に
ご一緒に楽しむことができればと考えています

イタドリ(虎杖)の季節

2018-04-14 11:32:10 | 音楽療法実践
今年は急に暖かく(暑く)なり、桜の見ごろも早まりました。
満開の桜を見逃してしまった感もあり、少し心残りです。

ふと、もしかしてスカンポも早くなっているかもと、
2日前にいつもの散歩道を覗いてみると、
もう50センチほどの丈の太いスカンポが何本も
関西ではイタドリと言われる方が多いようですが・・。

慌てて少しだけいただいて、すぐに実践に持参しました。
昨年は4月末にプランの中に入れていましたが、
今年は本当に季節が早まっています。

実際に手に取り、五感の刺激を楽しみながら
皆様に懐かしい思い出を語っていただきましたが、
中にはご存知ない若い人もおられました。
かじった話、おかずになる話などをお聞きしながら、
節の所をカッターで切り、笛を楽しみました。

試に私が吹いてみた低い音に拍手がなりました。
少しカッターで短くすると高い音になりますが、
慣れないと吹くのも中々難しいものです。
皆様で挑戦して楽しみました。

次に酸模(すかんぽ)の咲く頃を歌いました。
北原白秋作詞、山田耕筰作曲の大正末期の歌ですが、
スキップしたくなるような可愛い歌です。
実際に手にして懐かしい話に花を咲かせては如何でしょうか

♪土手のすかんぽ ジャワ更紗 昼は蛍が ねんねする
僕ら小学 尋常科 今朝も通って またもどる
すかんぽ すかんぽ 川のふち
夏が来た来た ドレミファソ~