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手帳

2010-02-16 18:31:17 | 日記
電車の移動時間が好きだ。

その日に会うお客様のことを考えたり、仕事について考えたり、
音楽のアイデアを考えたり、読書をしたり、i-Podを聴いたり、
英会話の勉強をしたり…(携帯電話はめったにやらない)。

いつも片手に手帳をもって、思いついたことをつらつら書きとめている。
時にウトウトしてしまうこともあるけど、大体は何か考えをメモしている。
この前、群馬に移動している時は、あっちゃとび、こっちゃとび、
箇条書きの羅列だけど10ページを超えていた。3,000文字くらいだから
ざっと原稿用紙7.5枚か…。
まあ、こういうものは量が問題ではない。


手帳にはかなり工夫をこらしている。

・マンダラページ
これはグローバ経営研究所が制作しているものだが、仕事のスケジュールとか
アイデアを練る時につかっている。考えをまとめるのには最適のツールだ。

実は私のマンダラ手帳歴は長く、もう20年近い。ヒロ・アート・ディレクションズ
が出していたマンダラ手帳は今でも使っている。リフィル形式のものなのだが
残念ながらその「Mandala-art」はすべてコンピュータソフトウェア版に移行
してしまい(もちろんそれももっている)、現在は販売していないので、
自分でIllustratorでフォーマットをつくりプリントアウトして使っていた。
だから私は6穴バインダー用の穴あけ器(なんていうの?)を持っている(笑)。

・罫線入りのページ
これが一番多く使うもの。長い文章や、「心に浮かぶとりとめのないこと」
(兼好法師か!!)を書く時に使っている。

・無地のページ
これは図を書いたり絵を描いたり、今はやりのマインドマップ用につかう。
フローチャートとかいろいろ使い道は多い。

・5線譜のページ
これも自分でIllustratorでフォーマットを作った。音楽的アイデアには
これしかない、残念ながら…。
(楽譜は音楽的アイデアを書きとめるには、よほどの能力がないと不完全
だと思う。私といえばかなりてきとう…。以前は小型録音機を使ったことも
あったが、あれは電車の中だとちょーはずかしい。結局ぼそぼそと何を
いっているのかもわからないから止めた。)


こういったフォーマットになってからもう、かれこれ10年以上経つが、
実はまだしっくりいかない。

ただの手帳マニアといわれればそれまでかも知れないが、
これでも、自分の脳を追いきれてない、というのが実感だ。

最近は、「捨てる技術」を覚えつつあるけど、なかなか「もったいない」
が抜けないんだよねー。

そんなこんなで、先日メモを整理していたら、ダンボール箱一杯になった。
中にはいいアイデアも埋もれているのだろうけど、今となっては1枚1枚
確認してゆく気力がない。

手帳で大切なのは「時々見返す」ことだというのを忘れると、
このようにただ、ごみをふやすだけになってしまう。

残念、切り!!(ちょー、ふるーい!!)


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