奥 山 豊 和 (おくやま とよかず)公式ブログ

培った経験と人脈を活かし、生まれ育った故郷を元気に。
対話重視、市民が主役の市政運営を取り戻します。

3月議会を前にして、「よこて農業創生大学校」を視察。

2020-02-19 23:23:17 | 日記

横手市議会3月定例会の告示を受け、昨日は議案説明会と議会だよりの第1回編集会議が行われました。

令和2年度当初予算案の審議が中心になるものと思いますが、一般会計543億1300万円は前年度比マイナス3%ということで、減額予算は久しぶりな感じがします。

十文字統合小学校や十文字・雄物川地域局庁舎建設、横手駅東口再開発事業など、継続となる大型建設事業が続く中で、事業の「ビルド&スクラップ」がどのような理念の下で進められていくのか、様々な角度からチェックしていかなければなりません。

財政上の数字は「比較的良い」とされている横手市ですが、今後厳しさを増す財政状況の中で、時代の流れを見据えた責任ある議論を心掛けて参ります。

いよいよ3月議会。来週25日(火)の開会です。


今日は広聴分科会が行われ、先日の静岡視察と今年度実施した議会報告会の振り返りを行いました。
議会報告会については、現在各班において出された意見や気付いたことを取りまとめている状況ですが、「各班→広聴分科会→各委員会」というプロセスに加え、しかるべきタイミングで議会全体での情報共有も必要だよねという意見が出されました。

これも、目指している「議員間討議」の一環になるものと思います。

今後は、これまでと同様に地域に根差した「地区会議」との関係性を大切にしながらも、議会として「常任委員会活動の充実」に力を入れている中で、議会広聴活動の視点から何ができるのか?地域に出向いて承る貴重な現場の声や市民感覚を、委員会活動のサイクルにいかにして組み入れていくのかという検討も重ねていけたらと考えています。


市民感覚と言えば、17日(火)、所属するJA秋田ふるさと青年部大雄支部の研修会・新年会に参加しました。

私たちの母校・大雄中学校跡地に約8億円を投じ整備された「横手市園芸振興拠点センター・よこて農業創生大学校、6次産業化支援施設」を視察。まずは、お忙しい中ご対応頂きました市役所食農推進課と実験農場の皆様に深く感謝申し上げます。
彼もまた、すっかりこの道のプロです…







遠隔操作でモニタリングが可能な水耕栽培のイチゴ棚と、ハウス内のアスパラ菜の生育状況を見学しました。

いずれも、降雪期の所得確保が期待されるものですが、専業で頑張っている同級生・同世代の若き担い手たちの目には、どのように映ったのでしょうか…

地方創生政策の一環として、農業を基幹産業とする横手市において、担い手の育成と農家所得の向上という地域課題に税金を使って取り組んでいる施設。

研修生のフォローアップも含めて、2年目は、成果を示す時期に入っていきます。