奥 山 豊 和 (おくやま とよかず)公式ブログ

培った経験と人脈を活かし、生まれ育った故郷を元気に。
対話重視、市民が主役の市政運営を取り戻します。

西日本豪雨。

2018-07-16 23:46:24 | 日記

200名を超える方々が犠牲となってしまった、平成最悪の「西日本豪雨」。
ここに、衷心よりお悔やみとお見舞いを申し上げる次第です。

大型台風ではなく、梅雨前線の停滞によって広範囲に甚大な被害をもたらした今回の災害。

「特別警報」が発表され、ニュースキャスターは「命を守る行動を」という呼びかけを連呼していた。
にもかかわらず、多くの命が奪われてしまい、高齢者の比率が高いと聞く。

「これまでに経験したことのない」ような大雨が、毎年のように日本列島のどこかを襲っていることの意味をしっかりと受け止めながら、一手一手を確実に打っていかなければならない。

今この国に「成長戦略」があるとするならば、それよりも防災減災であり、「国土強靭化」である。

そのことが結果として、明日の日本を創るのだと思う。

10メートルの降雪に見舞われても、自助共助公助によって、何とか日常生活を維持できている私たちの地域。

それは、体制と心構えが備わっているからであって、「これまでに経験したことのないような雨」を日常に起こりうる自分事として、きちんと対応できるハードとソフトを整えていくことこそ、「夢」を語る前に必要なことであるように感じている。

13日(金)に行われた、地元の自衛隊家族会の会合で申し上げたことであるが、私たちは日々「災害なんて起こらなければいいな」と願いつつも、今年もまた人の命が奪われる大きな災害に直面している。

そんな時、いつも頼りになる自衛隊の存在。

自衛隊に対する感謝と尊敬の念を抱くというのは、私たち共通の想いではなかろうか。

この猛暑である。

何とか一日も早く、平穏な日常を取り戻せますように…


大雨の前日、私たち全国若手市議会議員の会は、愛知県は知多半島にある半田市にて、定例役員会と研修会を行っていた。

すでに西日本方面は交通がマヒし出していて、予定を早めに切り上げて岐路についた方も多く、「陸路は全滅、フェリーで帰れそう」とおっしゃっていた四国の方たち。

その後、聞こえてきた愛媛県大洲市と西予市に大きな浸水被害が出ているというニュース。

今この瞬間も、故郷の復興のために汗しておられることと思う。

遠く離れた場所から一方的に「頑張ろう〇〇」と言うよりかは、「共にある」という言葉をエールとして送らせていただきたいと思う。


さて、明日は臨時議会。

副市長の任期が今月いっぱいということで、議決を得なければならないことから急遽招集されることとなった。

他に日がなかったからなのか、14日(土)という職員が休日出勤しなければならない日にわざわざ議会運営委員会を設営し、同日10時から地元雄物川高校が出場する、「2018横手わか杉カップ・全国ブロック選抜高校男子バレーボール大会」の開会式に、議長はじめ議運に関係する議員はぎりぎりセーフか間に合わなかったという状況を生み出している仕事の仕方(苦笑)

例年7月は議会としても様々な予定があり、個人で研修を入れている議員も多いことから、臨時議会を開くタイミングというのは初めから制約を受ける。

そもそも、平成30年7月に副市長人事のための議会を開かなければならないということは、4年前から想定されていることであって、後手後手にまわっている今回の対応というのは、議会も当局も、どっちもどっちである。

人事ですよ、人事。ちょっと雑ですよね、色々な意味で。

そもそも人事全般というのは市長の思いが色濃く反映されるものであって、議会がそれに口出しをするものではないし、出された提案を審査して結論を導くだけである。

当たり前にやらなければならない手続きのドタバタが、今の横手市役所・横手市議会を象徴しているように思う。

内政において課題山積の中、当局は議会に対し色々と説明したいこと、説明をしなければならないことを様々に抱えているのだろうが、呼ばれればいつでも行きますけど、一ヶ月先の出張の予定が立てられないというのは勘弁願いたい。

言われるがままに開かれている会議に、議会の意思はあるのだろうか?

議会改革ランキングが大きく下がったのと同時に、二元代表制もどんどん後退してしまっている。何ででしょう?